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農業高校に女子生徒数が半数を超えるかの活力 [教育]

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日本の農業力が減退するなか、野菜や果樹などや、農業以外のペットの育て方、パンや
ケーキの作り方などを学ぶ農業学校の全国での生徒数が、男子を超す勢いとなっている
ようです。

東京都立園芸高校では、1989年に男女の比率が逆転し、2006年の全校生徒143人中
女子生徒は95人となり、実に約7割を占めたと言います。

平成18年の同生徒数の調査では、全国の生徒数で、男子20617人に対して女子17090人
となっています。

従来の農業高校のイメージでは、土をいじる労働型の仕事ですが、現在の農業・園芸・
高校は、食品の外に、園芸、動物の3科としたことが、女子の魅力を集めたと言えます。

これら農業系の生徒数は、日本における生徒数の比率は小さいですが、女子生徒の台頭は、
堅実的で健全な将来を見据えている気質の現れと考えられ、農業の日本の将来を明るくす
る兆しと感じます。

専門家は、「現在の農業単独校は農業自営者の割合、関連産業就職、関連学科進学の
割合が高く、それと逆に総合 学科はその比率が少ない状態にあるが、農業単独校の数を
守り、総合学科の農業教育適応率を上げることが必 要であろう。」と話しています。

全国高校数における農業学校の存在は、未だ専門学校的なイメージが強く、表舞台には
表れませんが、日本の将来の基盤づくりのために、農業学校の振興化が切に望まれます。


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