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がん患者の10年生存率を追跡調査し公開 [腫瘍]

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がん患者の方の5年の生存については、今まで5年を目途にがん治療や経過観測を行い、
大凡のそれらの結果は出ていますが、今回初めて、その10年後生存率を、初期から末期
までの全ての進行度合い(ステージ)について、1999~2002年までの白血病を除く調査を、
全国32の専門病院の35028人の罹患者を対象に、計28種のガンの臨床現場で行い、その
結果が1月19日に、国立がんセンターなどの研究グループから発表されました。

その結果は、全てのがん罹病者の10年生存率は58.2%で、5年生存率より5ポイント近く
低いことが分かりました。

主な部位別では、胃や大腸では5年生存率の2%前後と殆んど変わらないが、甲状腺の
91%が最も高く、前立腺84%、子宮体がん83%、乳房80%と続き、低いのは膵臓4.9%、
肝臓15%、胆囊・胆道20%、食道30%となっておりますが、生存率の高い乳房がんも、
5年後以降も他と同様に下がり続ける事が分かりました。

これらの結果から、国立がんセンターでは、「がんは何年経っても再発し、その根治が
難しい」事、の半面、最近の抗体医薬や分子標的薬の開発で、今後の10年先の線存率は、
可也変わるのではないかと期待を寄せています。 スポンサーリンク





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