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錦織圭死闘を制し8強に [錦織圭]

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錦織圭の第4回戦の相手は、米国NO1の世界ランク11位、第9シードのJ・イスラーとです。

J・イスラーは、208cmから200kmのビックサーバーで、この対応が勝敗のカギとなりましょう。
試合は可也遅れて17日日本時間9時55分から開始されました。

第1setは、j・イスラーのサービスサイドから開始されましたが、初っ端からイスラーのビック゛
サーブがフォワー、センターに炸裂し、また錦織の1stサーブの低調とストロークミスも多く
重なり、第4と第6の2Gをブレークされて、1-6の大差で敗れました。

錦織は、イスラーのサーブと早い勝負で先手を許し、錦織は受けの状態で、自分のイメージ
戦略も分断された内容の試合でした。

第2setに入っても、J・イズナーの攻勢は続きますが、錦織は次の1本に集中して、決め打ち
のミスを減らし、強力なサーブのリターンを返してラリー戦に持ち込む作戦に出ます。

しかし、イズナーのサーブは好調で錦織にブレークポイントのチャンスすら与えず、錦織は
逆にブレークポイントを凌いでサービスゲームを守り、遂に、タイブレークとなります。

タイブレークは7ポイント先取で、イズナーのサーブから始まりましたが、ここでイズナーの
初のダブルフォルトが出ます。

この優位と、更に錦織のサーブも入り始め、最後のイズナーとのラリー戦も、イズナーのスト
ロークアウトとなり、このタイブレークを7-5で競り勝ちました。

第3setに首を繋いだ錦織は、イズナーが依然としてサービスゲームを優位に進める中で、
落ち着きを見せ始め、イズナーの2ndサーブをレシーブからラリーに持ち込む展開で、漸く
徐々調子を上げ自分のサービスゲームを死守して行き、遂に5-6から第12Gとなりましたが、
錦織のストロークミスが重なり、ここでイズナーに、15-40のブレークポイントを与え絶体絶
命の状況となります。

が、ここで錦織の1stとウィナーが決まり、又イズナーのストロークミスで、この試合もタイ
ブレークとなりました。

タイブレークはイズナーのサービスで始まり、1ポイントを先取され、錦織のサーブも攻撃さ
れて0-2からの展開となり、最後は5-5に追い付きましたが、サーブ権はイズナーとなった
ぎりぎりの試合で、イズナーのネットとリターンのストロークにミスが出て、7-5の逆転で幕と
なりました。

この試合後、勝ち目前のイズナーは涙を流し、錦織は集中が切れ、放心状態のようでした。

結果錦織は、本大会初のベスト4に進出し、次の相手はワンランク上のR・NADALとの準決勝で、
優勝への更に一歩を進めました。



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