SSブログ

小惑星探査機「はやぶさ2」6年の歳月から無事地球に [宇宙探査機]

スポンサーリンク




6日未明、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルがオーストラリア南部の砂漠に着地し午前4時47分に発見と発表しました。

「はやぶさ2」は、地球から22万キロメートルの地点の、地球と火星の間を回る小惑星「りゅうぐう」から採取の砂土を持ち帰る「サンプルリターン」に、「はやぶさ1」に次いで成功し、世界に日本の技術力を示す偉業となりました。

「はやぶさ2」の技術は、りゅうぐうの100キロメートル四方程度の着地予定区域内の着地に、19年2月と7月の2度に亙り着陸し、地表と地中の両方から砂をカプセルに取り込んだとみられ、同4月には地表に弾丸の打ち込みも成功して、りゅうぐうの砂土を持ち帰ったのです。

「はやぶさ2」の本体から切り離したカプセルは、最高3000度の熱に耐えて落下し、午前2時半ごろに大気圏に突入して流星のように一線で光走する「火球」となり、その後パラシュートで減速して、豪州南部ウーメラ地区の砂漠に降り、専用の密閉容器に入れて、早ければ8日にも日本に到着する見通しと言いわれます。

更に「はやぶさ2」の本体は、その本体の軌道を変え、再び新たな小惑星探査の旅に向かいました。

この地球上空でカプセルを切り離し、又次の任務に向かうと言う「はやぶさ2」の姿は、日本の優れた素晴らしい技術力の姿そのものでないでしょうか。

小惑星りゅうぐうの砂土からは、人類生成に係わる多くの貴重な情報が得られると期待されています。


スポンサーリンク





nice!(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0