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新国民病「新型栄養失調症」とは [食の安全]

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食の安全 食品と暮らしの安全基金代表 小若順一氏がミネラル不足への警鐘から・・

近年の日本農地の土壌は、「家排法 家畜排せつ物法」といった法律があり、家畜フンなどの野積みや放置の禁止して、生活環境に対する汚染の防止(地下水の汚染防止、悪臭・害虫の発生防止)を図っているのため、農法の多くは、自然堆肥農業から、農薬やその他の化学肥料(含む遺伝子組み換え種)の薬物農法の化学肥料農業となり、加えて、配田用水の給水溝や川の土手のコンクリートト化と直線化で、土壌に含むミネラルの流出が激減して、農土壌は全般に疲弊し、土壌を命とする穀物や野菜類の栄養素は、戦前の1/3に激減している状況です。

更には日本は、添加物含有の加工食品や加工調味料が市場に溢れ、海外から添加物天国と言われる日本の食生活は、毒性食品の継続的摂取で、国民の多くが健康を害し、医療天国となっています。

これら不良の食環境下で、現在国民の健康に最も懸念される要素に、日本人のミネラル不足があります。
この国が定める必要水準接種量未達のミネラル不足は、「新型栄養失調症」と呼ばれ、この栄養失調状態が既に30年も続いているのですが、未だに、この警鐘は国民には届いていません。

食の5大栄養素は、タンパク質、脂質、糖質、 ビタミン、ミネラルとなりますが、ミネラル不足の食とは、ミネラル5大栄養素の、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、が、不足の食のことです。

食品添加物で広汎に利用されるリン酸カルシウムは、体内で、リン酸とカルシウムに分解され、リン酸は、他のミネラルと結合しその栄養価を消滅します。

魔法の添加物と呼ばれるリン酸塩も、加工食品のうまみ成分(化学調味)やインジェクション(増量)処理など、特に冷凍食品などには多様な加工効用があるため、殆どの食の加工分野で重宝され多用されていますが、これも同様に、ミネラルを奪取しますので、食の栄養は激減します。
肉類の添加に、水あめ、ゼラチン、ブドウ糖などの記載があれば、要注意です。

中でも、特に要注意食品は、水煮食材を原料とする加工食品の、レトルト、水煮パック、化学調味料など。や、純水も体内からミネラルを溶解、又は、吸収しますので、全身で体調不良の原因となります。

身体におけるミネラル働きは、頭からこころまでの、心身の全ての調節機能を司っています。

ので、ミネラル不足の身体への影響は、うつ病、発達障害、成績不振、冷え症、認知症など多様となります。

このミネラル不足に対する食の悪環境からの自己防衛策要点は、

1.ミネラルなど不純物の多いオリーブオイルを摂取することで、体調不良を良好に改善することが出来ます。
2.ミネラル含有量の多い食材を選択すること。
3.日常生活でミネラル不足が考えられる場合は、薬局などご相談で、サプリで補給することもお薦めです。

ミネラル5大栄養素とその食品
1.マグネシウムは循環器疾患の予防が期待でき、魚、果物、野菜、大豆、アーモンドに多く含まれ
2.カリウムは血圧を調節してくれるミネラルで、海藻類や野菜類、果物類、豆類、根菜類、に多く含まれています。
3.カルシウムは骨を形作ってくれる重要なミネラルで、小魚や乳製品、大豆製品などに多く含まれています。
4.鉄は、血の中の赤血球に特に多く含まれているミネラルで、肉や魚、なかでも特にレバー類、貝類、小松菜、ほうれん草なに多く含まれています。
5.亜鉛は体の中のさまざまな酵素を形作ってくれているミネラルで、多くに食材に含みますが、特に生牡蠣、ビーフジャーキー、パルメザンチーズ、煮干しなどに多く含みます。

専門医の日常摂取法のおすすめは、
1.煮干しの粉末を出汁に、ミネラルを補充する。
2.トビウオとイワシを組み合わせて粉末にし、それを出汁にし、昆布を加えることで栄養効果が高まるので、これを利用するとよい。

カリウムの、生、茹で、水煮の料理法によるミネラル低下のご参考に。

フキは、生で、380K. 茹では、280K.水煮は、11k.
レンコンは、生で、440K.茹では、240K.水煮は、4K.
ごぼうは、生で、320K.茹でで、210K.水煮は、8k.

専門医のミネラル不足に関する環境の総括。
1.多量に出回っているが非表示のリン酸塩の食品と、表示のインジェクションは、微量ミネラルの吸収を抑制阻害する。
2.精製油は、ミネラルを含む不純物を取り除いた油ですので不可。
3.農業政策によって整備された河川や田畑の水はミネラル不足となる。
4.水耕栽培による野菜は、ミネラル不足となる。
5.化学肥料で育つ畜産からの堆肥は不可。


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