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日本の病床数は世界一(日本の高額医療設備装備率と 保健医療費の規模) [医療保険]

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日本は病床数では世界一です。故に病床数が多いと、空床は病院経営の損失要因となりますので、病床を埋める必要があり、これが、医療費増の原因となります。

高齢者の増加は、世界各国同様に増加していますが、世界先進国の病院は公立が多く、医療施設を国が管理しているので、諸国は既に50年前から病床数を削減しており、その国の高齢化と死亡率は、一人当たり病床数との相関は無関係ですが、日本の病床数は、民間病院が多く、医療は出来高制なので、経営上で、此の間の病床数は、増加の一途を辿っています。

統計的には、病床数の多い地区は、人口当たりの入院率が高く、それに比例して入院医療費が相関して高く、他方で、死亡率や平均寿命とは、全く関連していない結果となっています。
また、近年の医療の高度化は、高度の医療で入院期間の短縮で、病床数は減少することが道理です。

本来医療の目的は国民の健康を守るためのものですが、病床数の充実は、健康原理より経済原理の優先が、明確となっているのです。

更に、日本の医療設備の世界一は、CTスキャナーの断トツの数です。例えば、英国との比較では、10倍以上の数が有ります。これは人口比率で見ても圧倒的に日本はその高い装備率を占めますし、これは、MRIの装備率も同様の傾向にあります。

保健医療費の規模
日本は近年の高齢化社会を迎えて、医療費の国家予算は43兆円を超え、2040年には、66兆円規模になると予想されています。


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