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野菜の糖質は生活習慣病に要注意です [食の安全]

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野菜はヘルシーなイメージがあるため一般的に野菜で「糖質」を意識している人は、少ないのではないでしょうか。

実は野菜の中には糖質が多く血糖値を上昇させる野菜もあるのです。

糖質が多い野菜と少ない野菜には、どのような種類があるかは、「血糖値を自力で下げるやり方大全」(フォレスト出版)の内科医・糖尿病専門医の市原由美江先生は、糖質が多い野菜は「根菜」に多いと言います。

ではその「糖質が多い野菜」にはどのようなものがあるのでしょうか。
野菜は、根菜と葉物が有りますが、糖質の多い野菜は根菜であることが多いのです。

根菜のイモ類は糖質が多く、中でもサツマイモは100グラムあたり30グラムもあります。ジャガイモの糖質は15グラム程度、体に良いと言われるゴボウ、レンコン、タマネギ、ニンジンも100グラムあたりの糖質が10グラム前後あり、糖質量は比較的多めで、糖尿病などの人には要注意な食材となります。

人参を100gあたりのカロリーと糖質量をを調理別に比較してみます。
ゆでる……カロリー36kcal、糖質5.4g
油で炒める……カロリー109kcal、糖質9.3g
素揚げ……カロリー89kcal、糖質12.8g
グラッセ……カロリー66kcal、糖質10.1g

サツマイモのように『甘い味がする野菜=糖質が多い』というイメージがありますが、カボチャは、種類により100グラムあたりの糖質は、日本カボチャが8グラム、西洋カボチャは17グラムもあります。なお、根菜ではありませんが、甘さの在るトウモロコシの糖質は、15グラムも多く、要注意の野菜です。

他方「糖質が少ない野菜」には、葉物であることが多く、トマトの糖質量は100グラムあたり4グラム程度、「ホウレンソウ、小松菜、キャベツ、キュウリ、ブロッコリー、白菜、もやしは100グラムあたり糖質1~2グラムであり、糖質量はかなり低くなります。
なお根菜のダイコンは例外で、100グラムあたり糖質3グラム程度で、糖質量の低い食材となります。

これら野菜の糖質量は、食べ方や調理法で大きく変化(増減)しますので要注意です。
野菜自体の糖質量は「調理方法で変わりませんが、野菜を煮るときに使う砂糖やみりんなどの調味料で糖質量が増えるので、甘みを足す調味料を使う場合は最低限の量にしたり、代用甘味料を使ったりと工夫しましょう」

特に、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類は糖質が多いので、例えばポテトサラダやサツマイモの天ぷらがおかずに含まれる場合は、主食のご飯(白米)の糖質量と合わせると、1食分の糖質量がかなり多くなってしまいますので要注意です。

この場合はできれば、ご飯の量をいつもより少し減らして、カロリーを、相殺することです。
又当然に、食間や食事前後のデザートや果実の摂取も、同様の注意が必要であることは言うまでもありません。

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