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雪路運転のスリップ事故を未然に防ぐには?(2) [自動車]

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当事者によるスリップ事故の多くは死亡事故・負傷事故ですが、ともに、「ハンドル操作」や「ブレーキ操作」を誤っていたことも判明しています。

例えば、片側1車線の道路で普通車のドライバーが、対向してくる大型トラックを避けようと不用意にハンドルを切ったり、急ブレーキをかけたりしたところスリップし、結果トラックと正面衝突する事故も多数起きています。

急ハンドルや急ブレーキ、急加速など「急」のつく運転はスリップやスピンの原因となるため、道路が凍結している場所では十分にスピードを落とし、ゆっくりとしたハンドル・ブレーキ操作を心がけましょう。

又、事故類型別のスリップ事故件数では、死亡事故は「正面衝突」、負傷事故は「追突」が最も多いという結果が出ています。

とりわけ追突事故は過去5年度で1578件、つまり北海道だけで1年に300件以上発生している計算であり、前方のクルマとの車間距離をいつも以上に空けておくことも必要です。

特には、橋の上や坂道、山道、日陰の場所、トンネルの出入口付近などの道路は凍結し易く、スリップし易い所です。し、加えて、道路が濡れているように見えて実は表面が凍っている「ブラックアイスバーン」の状態も非常に滑りやすいため、スリップするかもしれないという危険予測運転が肝要といえます。

例え冬用タイヤを装着していても、凍結路では、スリップすることがあり、過信は禁物です。
その他、スリップ事故を起こさないためには、日頃から、ゆっくり・慎重な運転をすることを心がける習慣づけや、天気や道路状況を確認する習慣を身につけることも大切といえるでしょう。

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