SSブログ

雪路運転のスリップ事故の危険を未然に防ぐには?(1) [自動車]

スポンサーリンク




今年24年は、例年と比べて暖冬傾向と予想ですが、1月中旬には寒気が襲来し、東日本を中心に各地で気温が低くなったほか、大雪が降りました。

X(旧Twitter)では、宮城県や富山県、栃木県などでは路面が凍結し、ブレーキを踏んで、クルマのスリップ事故も多数発生したという報告が多く寄せられています。

今後も同様の寒さは続きますが、スリップ事故を起こさないために、どの様な対策を取れば良いか、事前に、スリップ事故が発生しやすい時間帯や場所、原因などについて知っておくことが大切です。

多くの降雪に見舞われる北海道警察では、過去5年度のスリップ事故のデータをまとめた「スリップが要因となる交通事故実態」という資料を公表しています。

その資料によりますと、スリップ事故は12月がピークとなる傾向にあるものの、次いで1月と2月に多く発生しています。

又負傷事故は通勤・帰宅時間帯の7時~9時台、17時台に多く、焦りが生じやすい通勤時に多く発生していますので、これらの時間帯では、落ち着いた運転が求められます。

「会社や学校に遅刻しそう」といった理由で慌ててしまうドライバーも少なくないため、早めに自宅を出発するなど余裕を持って行動したほうが良いでしょう。

更に注目すべきは、「市街地」より「非市街地」での死亡事故が圧倒的に多く、市街地での死亡事故率0.1%に対して非市街地の死亡事故率は6.6%と、66倍にも上ることが明らかになっています。

特に非市街地の死亡事故は「直線」と「カーブ」の道路で多く発生し、市街地と比較して交通量が少ないためにスピードが出やすく、その結果スリップ事故を起こす可能性が考えられますので、周囲にクルマがいなくても、スピードを落として慎重に運転することが重要です。(つづく)


スポンサーリンク





nice!(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 0