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「中国の更に強まる威嚇と暴挙」着々と進行する中国の日本領域侵犯 2024 [中国]

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中国海警局が自国領域として、自衛隊機に〝尖閣領空で退去勧告〟及び、海上には新たなブイを設置。

中国海警局の艦船が今年1月から、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本領空を飛行する海上自衛隊機に対し、中国の「領空」を侵犯する恐れがあるとして無線で退去を警告し始めたことが分かった。

複数の関係筋が明らかにした。警告はすでに数回行われ、艦船には、十数キロの射程を持つ76ミリ速射砲を装備したものもあった。先月末に新たな海上ブイが見つかったばかりの尖閣周辺で、習近平政権の威嚇行為がエスカレートしている。

中国軍の艦船が過去に尖閣周辺領空の海自機に退去を警告した事例はあるが、日常的に尖閣周辺に出現している海警局による退去警告について、日本政府関係者は「初めてだ」と指摘する。

習近平国家主席は昨年11月29日、海警で東シナ海を管轄する司令部を視察し、「わが国の領土主権と海洋権益を固く守り抜かなければならない」と述べ、法執行能力の向上を指示した。

これは、海警局が①毎日必ず尖閣周辺に艦船を派遣②日本の漁船に対する必要時の立ち入り検査を実施。の計画を策定したことが明らかになっている。

尖閣周辺で最近、中国の威嚇行為が強化されて、領海外側の接続水域を含む尖閣周辺で昨年、中国公船が確認された日数は計352日で、2012年の尖閣国有化以降で最多を更新した。また、尖閣周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)で1月末、中国当局のものとみられる新たなブイが漂流状態で発見された。

中国の暴挙に対し、日本政府は、「断じて受け入れられない」として外交ルートで反論したが、公表は見送った。

評論家の石平氏は「黙って尖閣周辺への侵入を繰り返していたこれまでとは、次元が異なる行動だ。人の庭を『自分のものだ』と主張しているもので、日本政府は『これ以上のことをやったら、こちらも行動を取る』と明確なメッセージを発信しないといけない」と警告している。

中国が進める戦略に、日本が心配しなければならない「キャベツ戦略」である。

「キャベツ戦略」とは2013年5月に中国の軍事評論家である張召忠氏が北京電視台の番組の中で用いた言葉で、南シナ海のスカボロー礁やセカンド・トーマス礁をフィリピンから奪う手段として有効だとしたものである。

「キャベツ」とはいちばん内側の水域では漁船が漁業活動を行い、その外側の海域を漁政や海監といった中国の法執行機関の巡視船がパトロールし、さらにその外側を中国海軍の艦艇が固めるという構造のことだ。

この戦略体制が、日本の領域で着々と進行していることを国民は知るべきであり、政府も毅然と、そして、早急に対処しなくてはならない国土安全の命題です。


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