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2024 デビスカップ・ワールドで日本が3-1でレバノンを下して9月のWG1部に進出 [デビスカップ]

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2024 デビスカップ・ワールドグループ1部プレーオフ「日本対レバノン」の第2日は3日、エジプトのカイロで行われた。1勝1敗だった第1日を受けての対戦は、第1試合のダブルスで西岡良仁(ダブルス世界ランク341位)/綿貫陽介(ダブルス579位)組がハディー・ハビブ(ダブルス730位)/ベンジャミン・ハッサン(ダブルス1156位)組に競り勝ち、続く第3シングルスでも、西岡(シングルス84位)がベンジャミン・ハッサン(シングルス152位)のエース対決に、6-4と逆転勝ちした。

3勝1敗で日本の対戦勝利が決まり、最終試合は行われなかった。日本は9月に開催されるワールドグループ(WG)1部に進出、レバノンはWG2部に回る。

[ダブルス]
〇西岡良仁/綿貫陽介 7-5,7-5 ●ハディー・ハビブ/ベンジャミン・ハッサン

2日のドロー抽選では、日本が望月慎太郎(ダブルス世界ランク433位)/上杉海斗(147位)組を、レバノンはハッサン・イブラヒム/ファディ・ビダン(ともにダブルス世界ランクなし)組をエントリーしていたが、両チームとも前日のシングルスに出場した2人のペアにメンバー変更した。日本は第1セット、第5ゲームでサービスブレークを許したが、ここから3ゲームを連取して5-3と逆転。一度は追いつかれたが6-5からの第12ゲームでこのセット3度目のブレークを果たしてこのセットを先取した。サービスキープが続いた第2セットでも、第12ゲームで貴重なブレークを奪い白星を勝ち取った。

〇西岡良仁(84位) 1-6,7-6(2),6-4 ●ベンジャミン・ハッサン(152位) 

相手の一方的な流れで第1セットを落とした西岡だったが、そこから持ち味を発揮。第2セット、第3セットとも終盤に再三、好機を作った。第2セットは第10ゲームで2度のセットポイントをものにできなかったが、タイブレークは相手サーブですべてポイントを奪い圧倒。第3セットは4-4から相手サーブを破って、そのまま逃げ切った。

西岡良仁「ダブルスは綿貫陽介がメンタル的に辛いところからいい形でカムバックしてくれて、僕もそれに合わせていいプレーができた。2人でもぎ取ったダブルスだった。シングルスは想像より相手が良かった。第2セット中盤までミスがほとんど無くいいプレーが続いた。苦しいかと思っていたが、途中で崩れるのは分かっていた。崩れた瞬間を見逃さず、(第2セットの)タイブレークからは実力の差を見せつけることができた。チャンスがありながら取れない流れだったが、最終的にもぎ取っていけたので満足できるテニスだった」

綿貫陽介「昨日のシングルスで敗れた悔しさがあったので、気合を入れていけた試合だった。気持ちの部分が大きかった。2人で耐え忍ぶ場面が多かったが、何とか勝ちをもぎ取ることができた。自分にとっても今年の初勝利だったので、すごく良かった」

添田豪監督「紙一重の試合が続いた。昨日が終わった段階でダブルスのオーダーを選手と話して、西岡選手が『僕が行きます』と言ってくれた。ナンバー1の選手が出ることで、相手にプレッシャーを与えられるし、こっちにも勢いがつくと思い決断した。綿貫選手もシングルスの残念だった結果をうまく切り替えてくれた。西岡選手のシングルスは負ける寸前まで行ったが、経験と強さで逆転してくれた。(昨年のワールドグループ1部では)イスラエルに負けて悔しい思いをしたが、これで少し気持ちが晴れた」のコメントでした。


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