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ストレス社会を意識し生きることの大切さ [ストレス]

現代社会の人や生物は、ストレス社会と言われる中で生活し、ストレスの多大な影響を受けています。

ストレスには、精神や肉体などで生ずる多様のストレスが存在しますが、このストレスが人体に与える悪影響が、昨今臨床医学などで徐々に解明されてきました。

人がストレスを感じますと、脳の中心部にある偏桃体が刺激されて活動し、そのシグナルが副腎に指令を出し、副腎からストレスホルモン「コレチゾール」などが全身に放出され、脳の偏桃体と視床下部を刺激することで、更なるストレスホルモンの分泌を高める悪循環で、身体を緊張させて行きます。

このストレスホルモンの神経作用は、血管を締め付けて血圧を上げ、心臓の脈拍を早くし、免疫の活動を抑制します。

身体はこれらの作用から、脳細胞の損傷で、脳梗塞や脳出血などを起こし、また、うつ病、心不全やがんの発症、ジンマシンやアレルギー、胃潰瘍などの胃腸障害、不眠症や自殺など、多岐にこの影響が及ぶことが分かってきました。

更に、このストレスが長期間持続しますと、身体はその悪影響状態が常態となり、身体が順次蝕まれて、生命に係わる影響のストレスを「キラーストレス」と呼びます。

これ等ストレスホルモンは10種程度あり、その代表的なストレスホルモンが「コレチゾール」です。

このような人体への悪影響を及ぼすストレスを避けることが大切であり、この研究も並行して行われています。

そのストレス対策は、日頃から、ストレスを消滅する訓練を身に付けることです。

それには、「ストレスの気」を逸らすもの、歩く、運動をする、好きな趣味を行う、おしゃべりをする、笑う、旅行をするなど、自分を楽しませる気晴らし方策を多く作り、その時々のストレスに合わせて引き出して用い、そのストレスを断ち切ることが大切です。

ストレス社会は、常にあなたの自律神経を緊張させて、貴方の身体は常時緊張状態となりますので、貴方の健康は徐々に蝕まれていることを忘れず、早めに「ストレスチェック」などを受けるなど、このストレス病に対処し切断することです。




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ストレスの身体への悪影響が明らかに ??(2) [ストレス]

ストレスの昨今の研究から現代病の「うつ」などの、精神疾患は、ストレスホルモンのコルチゾールが、「海馬」の神経細胞を損傷することを発見したのです。

脳の「海馬」損傷が、うつやてんかん、痴呆症、不眠などの抗ストレス作用による精神疾患の発症原因となる証拠を、MRI画像で科学的に究明できたのです。

故にストレスの解消は、現代人の必須の健康法の一つとなりますが、最近のストレス解消対策法には、「コーピング」と「マインドフルネス」の二つがあり、夫々が効果的とされています。

その対処法を簡便に紹介しますと、

「コーピング」とは、自分に適した気分の解消法、散歩、趣味、読書、運動などを多数書き出して認識し、その都度、そのストレス状況に応じてその引き出しを開けて実行することです。

「マインドフルネス」とは、「禅」を意識すれば分かり易いとおもいますが、姿勢を正して、体の力を抜き、呼吸を意識して、脳を空にする。ことを行うことです。

これらも、実際の臨床実験で証明された有力な対症療法です。
ストレス社会に生きる貴方の健康に、どうぞ毎日楽しく引き出しを開けてお試しください。



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ストレスの身体への悪影響が明らかに ??(1) [ストレス]

ストレスが身体に与える英起用は、誰しもがその不快感を実感していることと思います。

しかし、ストレスの身体への緊張による悪影響は、従来より個人的には実感できるものですが、科学的にはこれと言うその原因の科学的根拠は不明でした。

人がストレスを感じますと、脈拍や血圧が高まり緊張しますが、この身体反応は本来、弱小であった人類が出現した時代の、その生命を脅かす天敵からその身を守るため生命防御(生態反応)として備わったものとされますが、現社会は、科学の進化などで、人類以外の天敵は略払拭されおり、それに代わって、人工的社会の、ヒト、モノ、情報、金、職などの生活環境が人体の天敵はとなっていると言えます。

今やこの人体の五感機能からのストレス量は、その生態反応の限界を超えるレベルに達していると考えられ、故に、その神経系刺激が、身体に悪影響となっているのです。

近年の研究でこのストレスの影響に対して、日米における研究機関が、この身体への悪影響の原因の一部が解明されました。

人体五感のストレス反応は、脳の側頭部中央左右にある神経の収束場所(核)で、情動と記憶を制御する「偏桃体」(1cmの球体)に集まり、その神経の核翻訳接続を介して、ストレスホルモンのコルチゾールを産生します。

このコルチゾールが、交感神経を刺激して情動反応の、硬直、呼吸や脈拍、血糖値を増加し、忍耐と攻撃の恐怖行動に備える抗ストレス反応を起こします。

このコルチゾールの抗ストレス反応はその他免疫力を低下させますので、その蓄積で身体に悪影響を及ぼすことは理論的にも考えられますが、それとは別に、昨今の研究で新しく分かったことは、古い感情の記憶を司る「海馬」の神経を損傷することが解明したのです。

(つづく)ストレスの身体への悪影響が明らかに ??(2)






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