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IPS細胞移植世界初手術成功 [IPS細胞]

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IPS細胞研究所長の中山伸弥教授がIPS細胞を発見して以来、8年の月日を経ていますが、
今回の臨床研究で、同研究所の高橋政代プロジェクトリーダーによる、加齢黄斑変性症の
患者に対する実用段階に向けたIPS細胞移植手術が、12日世界で初めて行われました。


この手術は、先端医療センター病院の栗原康夫眼科統括部長が行い、2時間20分で
終了しましたが、高橋リーダーは移植手術後、神戸市名のホテルで記者会見をし、
「大満足の結果」と発言し、加えて、「全国の同種の患者に対して、希望を持って頑張って
ほしい」と話しました。


加齢黄斑変性とは、眼球の映像を感知する網膜の中心、黄斑部と言われる場所の
血管に異常を来し、物が見え難くなる難病で、通常加齢と共に発症し男性では40代から、
女性は50代からと言われ、50~100人に一人程度発症する病です。


理研が、万能細胞のSTAP細胞疑惑で騒がれる中で、このIPS細胞研究所は、作る側と
使われる側の縦割りを排して、一丸となってこの実用化を目指した成果が、ようやく実り
つつあると言えます。


なお実用化には、諸々の分野の検証障壁を解消し、整理して統合することが必要で、
10年程度を見なくてはならないようです。


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