SSブログ

年金受給者の4月年金額抑制開始実施で覚悟の晩年 [年金]

スポンサーリンク




高齢者の年金給付額が今年4月より従来の物価スライド未適用のマクロ経済スライド制度が
開始されます。

年金マクロ経済スライド制度は2004年導入され、物価や賃金が下がりますと、年金も減額さ
れる仕組みで、消費者物価と賃金水準の動向に適合する年金額支給制度ですが、その実施
が物価上昇を予想していたために、従来のデフレが長く続き、現在まで年金額はその未調整
のまま支給されてきましたが、アベノミクス効果で、物価と賃金の2%上昇を機に、愈々今回
4月に初めて、その実施がされることになります。

これは、急速な少子高齢社会となった年金財政が、この制度の実施無くしては維持できない
事態となったもので、現役時代の保険料負担の加重と将来の公平に、止むを得ないと言えま
すが、年金受給者にとっては今後、今までの年金払い過ぎの超過分が、この制度の所定の
給付水準に回復するまで継続しますので、現在の試算では、平均余命の伸びもあり、概ね
30年間と言われ、長い年月の目減りとなります。

国の平均消費者物価の上昇は2%となっていますが、年金受給者の直接生活に実感して
いる物価は、物価の上昇、消費税、医療保険など増税の値上げで、生活費は20%程度の
目減りとなっていると思われますので、今後さらにこの深刻さが継続することとなることで、
低額年金者の消費の切り詰めは必須で深刻であり、晩年の人生の暗さが感じられます。


スポンサーリンク





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました