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世界一豊かな国リヒテンシュタイン公国は「タックスヘイブン」(1) [タックスヘイブン]

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「タックスヘイブン」の著名な一つに、リヒテンシュタイン公国があります。

「タックスヘイブン」とは、一定の課税が、著しく軽減、又は、完全に免除される
国や地域のことで、「租税回避地」とも呼ばれます。

リヒテンシュタイン公国は東欧のドイツ、フランス、スイス、オーストリア、と
イタリアに囲まれた中心部にある、世界で6番目の、日本の小豆島とほぼ同じ面積の、
人口34,761人の君主立国で、元首は、リヒテンシュタイン「公」が君主です。

この公国の財政は、リヒテンシュタイン銀行が保持していますが、王室は、リヒテン
シュタイン家が支えています。

ハプスブルク帝国時代、ハプスブルク家を君主として仕えていましたが、1806年に
神聖ローマ帝国が解散され、領邦国家を引き継いで公国として独立しました。

この国の特徴は、「タックスヘイブン」で、税金免除と、その財政の活用ですが、
1919年、スイスが外交と軍事、通貨をアウトソーシングし、欧州評議会以外は、
スイスが、リヒテンシュタインの利益代表を務めています。

他方に、リヒテンシュタイン家は、500年の歴史のある、優れた個人美術収集家でも
あり、英国王室に次ぐ、3万点の世界最大級のコレクターで、その資産は、オースト
リア不動産などを中心に、50億ユーロを超すと推定されています。

この「タックスヘイブン」は、世界からの法人登録で、その法人税が国税の40%を
占め、又、人口の過半数を占めて、国民の、所得税や相続税、贈与税はありません。

この様な財政で、1人当たりのGDP(国内総生産)が、EU加盟27ヶ国のトップの、
ルクセンブルグを超えると言われます。

さて、この「タックスヘイブン」は、マネー・ロ-ンダリングにも使用されている
ことが分かっています。

(つづく)


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