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錦織圭ウインブルゾン前哨戦に辛勝 [ATPファイナル]

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錦織圭は、ウインブルゾン前哨戦とする、ATP500ゲリー・グレバーOP(ドイツ・ハレ大会、
6月15日から21日)に出場し、オーストラリアの新鋭、D・ティーム(オーストリア)との
初対戦に臨みました。

錦織は6月29日から7月13日まで開催の、ウインブルドン大会に対する芝コートに慣れ、
体調を高めるための大切な試合です。

第1セットは、ティームのサーブで開始されますが、得意のビッグサーブの1stが入らず、
錦織が第1Gで行き成りブレークします。

その後の試合は共にサービスゲームをキープして、GC5-4から錦織のサービスゲームと
なり、このGをキープすると第1セットを勝利しますが、ここで錦織がサーブ、ストローク
共に崩れ、自滅の形で、このGを落とします。

タイブレークとなって、互いの激しい攻防となりますが、Adとなった錦織の見事な1st
サーブが決まり、漸く7-6で辛勝して、第1S (セット)1-0で先行します。

第2Sに入り、D・ティームのサーブが決まり始め、ティームのサービスゲームは危なげの
ない勝ち方で進行しますが、錦織の1stの確率は悪く、2ndサーブからのラリー戦からネット
プレーを多用して凌ぎ、第12Gの錦織のサービスゲームのAdで1stサーブがセンターに決まり、
GCが7-5となり、第2Sを取り、SC2-0で勝利しました。

GCこそストレートですが、D・ティームのサーブ、左右コーナーを突く厳しいクロス・
ラリー戦で、錦織は走りまくり、拾いまくり勝利した、激しい内容の辛勝でした。


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