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錦織圭の全米オープン初戦まさかの敗退 [全米オープン]

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錦織圭の全米オープンは、昨年の決勝で、マリン・チリッチに敗れた大会で、
今年はそのリベンジマッチであり、今年は、シード4で準々決勝からの出場で、
優勝の期待が大きく膨らむ試合です。

錦織も試合前の会見では、「調子は悪くない」、「自分のプレーを貫けば、
自ずと勝ちは付いてくる」と、この試合に賭ける自信を語っていました。

31日の初戦の相手は、世界ランク41位の、ブノワ・ペアとの対戦です。

そこに、思わぬ罠が。

結果は、4―6、6―3、6―4、6―7、4―6のフルセット激闘で敗れて、
初戦敗退でした。

勝負の分かれ目は、セットカウント2-1とリードしたマッチゲームの、
第4セットで、3連続得点でリードしながら、このセットを逆転負けしたことでした。

錦織は、この第4Sが54分に及び、精神面の余裕が薄れ、攻めの戦術を
失っていたと言います。

ブノワ・ペアは、195cmの長身から、最速213kmのサーブを打ち下ろす、
ビッグサーバーで、この試合もその精度が小柄の錦織にモノを言った試合でした。

錦織は、「悔しい」の一言を残して、次の大会に旅立ちました。



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