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大坂なおみ18歳ツアー初の決勝進出 [東レパン・パシフィックテニス]

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【東レパン・パシフィックテニス 第6日】
シングルス準決勝で、主催者推薦(ワイルドカード)で出場の大坂なおみ世界ランキング66位が、同20位のエリナ・スビトリナ(ウクライナ)と準決勝戦で、1-6,6-3,6-2とし、2-1の逆転勝ちを収め、初のツアー決勝進出を果たしました。

日本選手がこの大会で決勝に進出するのは、95年優勝のクルム伊達公子以来の21年ぶりの快挙です。

大阪なおみ18歳は、女子では世界のトップに入る200kmのビッグサーバーと強打の持ち主ですが、試合展開は、出来不出来の差が激しい単調さが目立つ選手でしたが、特にこの1年で、驚くほど成長しています。

この試合の第1セットは、決め急ぎからのアンフォーストエラーは19本と、彼女の弱点が見えた試合で、スビトリナの4本とに、5倍近い開きがあって、自滅の1-6で敗れました。

最終セットもアンフォーストエラーは6本、相手の早いボールにもスイングスピードを上げてボールを叩いて精度を上げて、粘りでウイニングショットに繋ぐ素晴らしい修正力を見せて勝ち、第1Sとは別人の感がある試合運びでした。

この修正能力は、錦織圭など一流選手だけが持つ特別な能力であり、大阪も瞬時にこの修正をすることが出来る選手と言えます。

決勝戦は25日ですが、元世界ランク1位のキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と更に厳しく忍耐力を要する試合となると思われますので、大阪には、最難の試金石になると思われ、勝敗を抜きにして期待される試合になると思います。  


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