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大坂なおみ 東レ・パンパシフィック・オープンの優勝を逃す [東レパン・パシフィックテニス]

世界ランキング7位第3シード大坂なおみと世界ランク8位、第4シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)の決勝戦は23日、ともに初優勝を懸けた対戦となりました。

両者の試合は、共に力強いサーブとショットが持味で、その日の優劣が勝負を決めます。

世界ランキング7位の大坂20歳は、元世界ランキング1位のプリスコバと過去1勝1敗ですが、
日本人初の四大大会(グランドスラム)全米オープンテニスで)優勝し、その後10連勝中で勢いに乗っていますが、ブリスコバもここまで好調で勝ち上がってきています。

第1セットは大坂のサーブで開始され、両者互角の展開でしたが、大阪の第5ゲームで、ダブルフォールトからブレークされ、このセットを6―4でプリスコバが先取し、大阪は、今大会で初めてセットを落としました。

第2セットも、前半は共にサービスゲームをキープし続けましたが、4―4で迎えた大坂の第9ゲームで大阪のミスショットもあり、このGをブレークされます。

最後の反撃の第10Gは、プリスコバの強烈なサービスエースから、反撃できずあっさり敗退しました。

結果、第3シードの大坂なおみは4-6、4-6で第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に敗れ、優勝はなりませんでした。

大阪の試合の流れは、第1セットを落とすと第2セットに入っても状況は改善されずの敗退でした。

そして試合では、チェンジオーバーでタオルに顔をうずめたり、ミスへのいら立ちからシューズをラケットで叩いたりする場面もあり、体が思うように動かなかったようで、強力なサーブ力と精度も、プリスコバのそれより低下したことで、全体的にプリスコバにリードを許した試合でした。

ここでなお気になる点は、大坂のテニス生活が、全米オープンの初優勝で、報道を含む世界の目から注目を浴びて、の大転機を迎えたことから、この大きなストレスは、若い大坂なおみに初経験でもあり、無意識のうちになおみの体調を崩したと考えられます。

大阪がこのストレスを乗り切で、又、更に大きく成長してくれることを期待します。



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◇大坂が全米オープンに続く決勝進出。ダブルスは加藤、二宮が初優勝------◇ [東レパン・パシフィックテニス]

大坂なおみは、9月22日 アリーナ立川立飛(東京)で行われている、東レ・パンパシフィックテニス第6日のシングルス準決勝を、カミラ・ジョルジ(イタリア)と対戦し、カミラ・ジョルジ(イタリア)をストレートで破り、2年ぶりの決勝進出を決めました。

[シングルス準決勝]
○大坂なおみ 6-2,6-3 ●カミラ・ジョルジ(イタリア)

この対戦は、ハードヒッター同士の顔合わせとなり、共に端的に、サーブとショットの真っ向勝負の試合となりました。

真っ向勝負の進行につれて、両者の力量に差が生じ、大坂のショットの力強さと安定感が上回り、第1セット2-2からの、ジョルジの小さな隙をつき、大坂が5Gのブレークに成功します。

圧巻は次の大阪のサービス第6ゲームで、0-15からアドコートのセンター、デュースコートのワイド、再びアドコートのセンターと、パワーで押すだけでなく相手の読みを外すサービスエースを3連発でした。

勢いに乗った大坂が5ゲーム連取し、その儘主導権を握る流れで、第2セットも2-2からのブレークで優位に立ち、そのまま押し切り、ストレートで準決勝から決勝に勝ち上がりました。

大坂は試合後、「ジョルジを波に乗せると勝つのが難しいので、短いボールやスピードの乗らないボールをさけ、真向勝負を選択した」と、事前の周到な準備をしていて、やるべきことを実行したのが、
この快勝に繋がったと話しています。

決勝は、23日に第4シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)と、ともに初優勝を懸けて対戦です。

世界ランク8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)との対戦歴は、昨年の初対戦で敗れたが、今年は大坂がインディアンウェルズの準々決勝で当たり、6-2、6-3で快勝しているので、5分で、大阪は、「プリスコバは全米で優勝し、調子が上がっている。自信を持って向かってくるのは覚悟している。」と厳しい試合になると予想して気を引き締めています。

大坂にとってはウィンブルドンの3回戦で世界ランキング10位のアンゲリク・ケルバーに敗れて以来のトップ10選手との対戦となる試合で、お互いにサーブとショットが勝負のカギを握ると思われます。



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大阪なおみ(18)東レ・パンパシフィックシングルス決勝戦 [東レパン・パシフィックテニス]

大阪なおみが25日、念願のシングルス決勝戦を、世界ランク4位の、アグニエシュカ・ラドワンスキを下した、元WTAランク1位(同28位)で世界ランクのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と、東京有明コロシアムで対戦です。

大崎なおみ(世界ランキング66位)の今期大会の活躍は目を見張るものがあります。

今大会でも、土居、チブルコ、スリトビナなど、名だたる格上の選手を次々と破り、この優勝戦に勝ち上がりました。

日本女子選手として決勝進出は、伊達公仁子選手以来の21年振りの快挙です。

試合開始の第1Sのウォズニアッキの第3Gで、切れのあるリターンエースを決めて、このGをブレークし、先行する展開で期待が高まりましたが、その後連続して、6.8.12のゲームでブレークを許し、5-7で第1Sを落とします。

第2Sは、大阪の第2G、第4G を連続してラブゲームでブレークされますが、大阪も第7G をラリーの応酬からクロスショットでブレークし、第9Gに賭けましたが、ウォズニアッキは揺るがず、そのまま3-6で取られ、0-2のストレートで敗れました。

内容的には、世界トップクラスの技術とキャリアに勝る格上のウォズニアッキに対して、初めての対戦で、第1第2の両セットで、ブレークを取ったことは、非凡な才能の証明でした。

大阪なおみ(18)は、今期の大会の実績を評価されて、世界ランキングも66位から47位に上がり、これから本来の才能を開花させ、世界トップとの戦いをしてくれると思います。



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大坂なおみ18歳ツアー初の決勝進出 [東レパン・パシフィックテニス]

【東レパン・パシフィックテニス 第6日】
シングルス準決勝で、主催者推薦(ワイルドカード)で出場の大坂なおみ世界ランキング66位が、同20位のエリナ・スビトリナ(ウクライナ)と準決勝戦で、1-6,6-3,6-2とし、2-1の逆転勝ちを収め、初のツアー決勝進出を果たしました。

日本選手がこの大会で決勝に進出するのは、95年優勝のクルム伊達公子以来の21年ぶりの快挙です。

大阪なおみ18歳は、女子では世界のトップに入る200kmのビッグサーバーと強打の持ち主ですが、試合展開は、出来不出来の差が激しい単調さが目立つ選手でしたが、特にこの1年で、驚くほど成長しています。

この試合の第1セットは、決め急ぎからのアンフォーストエラーは19本と、彼女の弱点が見えた試合で、スビトリナの4本とに、5倍近い開きがあって、自滅の1-6で敗れました。

最終セットもアンフォーストエラーは6本、相手の早いボールにもスイングスピードを上げてボールを叩いて精度を上げて、粘りでウイニングショットに繋ぐ素晴らしい修正力を見せて勝ち、第1Sとは別人の感がある試合運びでした。

この修正能力は、錦織圭など一流選手だけが持つ特別な能力であり、大阪も瞬時にこの修正をすることが出来る選手と言えます。

決勝戦は25日ですが、元世界ランク1位のキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と更に厳しく忍耐力を要する試合となると思われますので、大阪には、最難の試金石になると思われ、勝敗を抜きにして期待される試合になると思います。  



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