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FIVBバレーボールネーションズリーグ2021男子8戦.日本対アルゼンチン [スポーツ]

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日本(R9)は予選第1週を3連勝で飾った一方、第2週は3連敗。第3週初戦のオーストラリア(R15)とイタリア戦に辛勝し、現在5勝3敗の8位となっている。今度の相手は、アルゼンチン(R5)の強豪です。

スタメンは、福澤達哉、清水邦広、大塚達宣、山内晶大、高橋健太郎、関田誠大(S)、小川智大(Ⅼ)

試合結果は、日本-アルゼンチン.32-30.16-25.18-25.21-25.セットアカウント:1-3。

第1セット
試合開始直後、福澤がレフトから豪快なスパイクを決め、続けて、清水、福澤の好レシーブ、相手のミスもあり、6-3と日本がリードし、1回目のテクニカルタイムアウトを8-4で迎える。
その後も、大塚のブロック、福澤のパイプ攻撃でリードし、、10-5とリードを広げ、更に、清水、福澤のスパイクなど、危なげない試合運びで2回目のテクニカルタイムアウトを16-12とリードを守って好調な展開で終盤に向かう。その後も小川の好レシーブから山内がクイックを決めて17-12。更には、福澤選手のブロックアウトで18-13としたところでアルゼンチンがタイムアウトを取るが、その後から日本がアルゼンチンの追い上げを受けて、19-16、19-18となり、ここで、日本は清水を大竹に、髙橋健太を李博に代えて投入し、アルゼンチンの流れの止めに掛かります。

大竹選手が起用に応える一打を決め、更に、大竹選手がバックアタックで20-19としますが、アルゼンチンの巻き返しが激しく、ラリーからサービスエースを取られるなどで、22-23と逆転されます。
その後サイドアウトの応酬などで、一進一退で進み、関田のサーブからの切り返しを山内がブロックで仕留めて23-23と並びます。先にセットポイントを握られるが、大塚選手のスパイクでデュースから、両チーム一歩も譲らない中、29-29から関田選手がサービスエース、山内選手がクイックが決まり、31-30と日本がセットポイント。最後はラリーから福澤が決め切り、32-30で第1セットを取りました。

第2セット
髙橋を李選手に、清水を大竹に代えスタート。序盤は、山内、李のクイック、大塚のパイプ攻撃で得点するが、その後のサービスやスパイクミスの連続失点で3-6とアルゼンチンのリード展開となる。
アルゼンチンのリードで1回目のテクニカルタイムアウトを4-8を迎えた後、大塚のスパイクとブロック、相手のミスで8-8の同点となるが、その後の日本は攻撃を決めきれずに却って連続失点を喫し、9-13。その後もラリーでも先手を取られ、2回目のテクニカルタイムアウトは、大差の11-16となる。以後もアルゼンチンのサーブで崩され、アルゼンチンのペースで、日本は、リズムを取り戻せず16-25でこのセットを落としました。

第3セット
序盤からラリーの応酬で、1点を取るのに両チームが苦労する展開となった。日本は4-5でタイムアウトを取った後、ミスで連続失点し5-8でテクニカルタイムアウトとなった。大竹壱青選手のライトからのスパイク、福澤選手のパイプ攻撃が決まり7-9とするも、大事なところでミスが出て、8-13と再びリードを広げられた。アルゼンチンの臨機応変なプレーに苦戦した日本はなかなか得点が奪えず、10-16でテクニカルタイムアウトを迎えた。なんとか挽回したいところで、大竹選手のバックアタック、山内選手のブロック、ラリーから大塚選手が3枚ブロックを打ち抜き14-17と追い上げると、アルゼンチンがタイムアウトを取った。しかし、要所で強力なサーブを打ち込まれ、16-22で今度は日本がタイムアウトを取った。終盤は粘り強いディフェンスでラリーに持ち込むが、決定力を欠き18-25で第3セットを失い、アルゼンチンが2セット連取となる。

第4セット
後のない日本は、立ち上がりのラリーから大塚、大竹が決めて、5-5と追いつくが、直後に、アルゼンチンにサービスエースやブロックを決められ、1回目のテクニカルタイムアウトを、5-8で迎えます。
福澤のスパイクや相手のミスで7-8と1点差まで迫りますが、アルゼンチンのペースが続き、サービスエースやアタックで連続失点を喫し、7-11とリードを広げられた。
日本は大塚、その他の得点で10-12と一時追い上げたものの、再びアルゼンチンのブロックなどで連続失点を喫し、2回目のテクニカルタイムアウトは12-16で、中盤流れに乗れぬまま、相手セッターのルチアノ・デセッコのスピーディーなトスワークにブロックの的を絞れず、更に、日本のミスも重なり13-19と引き離されます。日本は、15-22でタイムアウトを取った後、18-22と4点差に迫りますが、終始アルゼンチンのペースで試合は進み、21-25で第4セットを落とし、1-3の敗戦となりました。

日本の第1セットは見応えがあったが、第2セット以降はアルゼンチンの高さとサーブのプレッシャー、そして、ラリーの粘りなど、個人技術を含むチームの力も高く、日本チームより安定した攻守が見られました。

大塚達宣選手の【コメント】

「1セット目にデュースの展開でセットが取れた、あれが自分たちのバレースタイルだと思う。それを2セット目以降継続できなかったのが敗因。個人としてはアウトサイドヒッター、オポジットと色々なポジションをやらせてもらっているなか、今日の自分の出来を評価すると、もう少しできたのではないかと思う。次の試合でこの経験を生かすようにしたい。アルゼンチンは背の高いチームではないが、セッターの(ルチアノ・)デセッコ選手を中心としたコンビネーションを多用した攻撃を仕掛けてくる。速いテンポの攻撃が多く、自分たちのディフェンスの形を作ることができなかった。そこが今後の課題と思う」と。


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