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太陽系に7個目の「輪を持つ天体」 定説覆す発見 [宇宙探査機]

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カナリア諸島ラパルマ島にあるカナリア大型望遠鏡の高速カメラで観測された
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は1月、地球から30億km以上離れた5個目の天体の小惑星「カリクロー」に、これを取り巻く輪を観測したばかりでしたが、これに続き、太陽系内の別の7個目の天体クワオアーにも輪があることを発見いたのです。

この2002年に発見されたクワオアー(Quaoar」は、直径約1100km(冥王星のおよそ半分)の準惑星候補となりますが、海王星の彼方、遠く冷たいカイパーベルト領域で太陽を周回し、「ウェイウォット」という名前の小さな衛星を持っており、これは、土星、木星、天王星、海王星、カリクロー、準惑星ハウメアに続き7個目の天体となります。

太陽系に7個目の「輪を持つ天体」の 定説覆す発見とは、惑星科学者たちは、輪が存在するためには、物質が凝集して衛星(地球の月のような)を形成するのを防ぐ潮汐力が必要ですが、そのためにはその輪は、その天体の近くにあることと考えられていたのですが、このクワオアーと輪との距離は、それまで可能と考えられていた距離の2倍もあり、従来の潮汐力の定説が覆るかもと懸念されているのです。


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