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なでしこ 3連勝1位でパリ五輪最終予選進出決定 次の相手は北朝鮮 [なでしこジャパン]

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サッカー女子パリ五輪 アジア2次予選C組 なでしこジャパン第3戦 日本2―0ベトナム(2023年11月1日 ウズベキスタン・タシケント)

女子日本代表「なでしこジャパン」世界ランク8位は、同34位のベトナムと対戦。前半40分、DF清水梨紗(27=ウェストハム)が先制ゴール。後半8分には途中出場のDF守屋都弥(みやび、27=INAC神戸)が追加点を決め、なでしこが2―0で勝利して3連勝、C組1位で来年2月のアジア最終予選進出を決めた。

出場2枠を争う最終予選には4カ国が出場、日本代表はB組1位の北朝鮮とホーム&アウェーで戦い、勝てばパリ五輪出場が決まる。

 清水が持ち前の攻撃参加から貴重な先制点をもたらした。前半40分、熊谷と長谷川が相手選手を挟み込んで高い位置でボール奪取。千葉、宮沢とつなげ、最後は右足で合わせた清水は「ひなたが自分の方を見ていた。詰めていて良かった」と話す。複数人が連動した先制点に、池田監督も「スペースをうまく使った崩しからの得点は一つの成果だ」と満足そうだ。

中2日で3試合を戦う過密日程の中、多様な組み合わせでチームを底上げした。後半8分にゴール前の混戦から追加点を奪った守屋は後半開始から右サイドバック(SB)で途中出場。右SBで先発の清水はセンターバックに移り、左SBだった遠藤が右ウイングに持ち場を変えた。

 第2戦ウズベキスタン戦では序盤に2―0とした後、パス回しに終始した。A組1位が予想された世界ランク11位の強豪オーストラリアと最終予選でぶつかるのを避けるための戦略だった。攻撃サッカーが身上の池田監督は複雑な思いを抱え、ハーフタイムには選手に「すまない」とわびたという。

「作戦」は成功した。勝てばパリ五輪出場が決まる最終予選の相手はB組1位の北朝鮮に決定した。来年2月24、28日にホーム&アウェーで戦う。先月、なでしこジャパンと別編成で臨んだアジア大会(中国)の決勝で激突し、4―1と快勝するなど、いいイメージの残る相手だ。

もちろん油断はない。16年リオデジャネイロ五輪でアジア予選敗退を味わった熊谷は「アウェーの洗礼に動じないこと。女子サッカーの歴史を背負っている。緊張感よりも責任感で戦いたい」と覚悟を口にする。いざ、パリ五輪へ。確かな成長を感じさせるなでしこが突き進む。


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