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食塩と高血圧の関係は真実か??? [高血圧症]

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昨今の医療で、高血圧症の予防や治療に、医師が減塩を指導するのが常識となっていますが、この塩分と高血圧などとの関係の根拠は、明確になっていないのです。

厚生労働省ホームページに、「この食塩による血圧上昇の程度(食塩感受性)には個人差があって、食塩を多くとってもまったく血圧が上がらない人もいるんだ。」となっています。

現代医学において一般的に、高血圧の原因は、肥満、塩分の取りすぎ、食べ過ぎ、ストレス、酒の飲み過ぎ、タバコ、などとされています。

その医学が指導する減塩やウォーキングなどでも、思うように血圧が下がらないという人が多数います。「ウォーキングで血圧が下がったとしても一時的で、すぐに上昇してしまう」「何故、運動も減塩メニューも頑張っているのに、思うように下がらないのだろう」と、それが焦りもストレスになり、血圧を上昇させる一因ともなります。

昨今ではこの塩分について、塩分摂取と高血圧は関係がない、という研究結果も続々と報告されています。

1982年に国際心臓学会が、国際的な統一調査に乗り出し、ロンドン大学とシカゴのノースウエスタン大学にセンターが設置されて、1988年に発表されたのが、32か国53か所、約1万79人(20~59歳)の男女を対象に行われた「インターソルト・スタディー」でした。(中略))そして、その結果は驚くべきものでした。

これを日本と欧米を比較しますと、食塩摂取量の多い日本や中国が高血圧の有病率は約10%で、塩分摂取量の少ない欧米の方が高血圧の有病率が20~30%という、全く逆の結果となりました。(加藤雅俊著 薬に頼らず血圧を下げる方法 アチーブメント出版)

しかも、減塩によって死亡率が高まるという研究もあるのです。
それは、減塩の危険性について、減塩することが死亡率を高めると示唆する研究が、権威ある医学雑誌「ランセット」に掲載されているのです。

米国で2万7729人(25~75歳)を対象に国民栄養調査を実施したところ、食塩の一日平均摂取量が最も多いグループの死亡率が最も低く、狭心症や心筋梗塞などの心血管疾患による死亡率も、食塩摂取量が少ないグループほど高かったのです。(薬剤師・体内環境師 加藤雅俊著 薬に頼らず血圧を下げる方法 アチーブメント出版)

実は「過剰な塩分が高血圧の原因」だという定説には、根拠がありません。これは古い間違った研究結果が、単に更新されず残ってしまっているからで、世界で一番食塩の摂取量が多い日本が、世界で一番長寿の国であるこが、一番わかりやすい事実でしょう。

つまり、ガマンして薄い味付けの減塩の努力は、意味がないだけではなく、逆に色々な危険を引き起こしている可能性があることも言われています。

この事実を突き崩せる論文はどこにもないのです。(サン松本クリニック院長 松本光正 著 やってはいけない高血圧治療 角川書店)

個人的には、90歳を迎える私は、3食にお味噌汁大好きな人生ですが、血圧の治療歴は無く、70~115で推移しています。


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