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中国が日本の自衛力を警戒しけん制の報道 [中国]

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2020年7月12日、中国の軍事情報サイト・米爾軍事網は、日本のミニ空母に対して、日本の自衛隊の実力は世界をはるかに超越、空母+戦闘機は「トラに翼が生える」ようなもの、「1954年に専守防衛を旨として発足した自衛隊が長きにわたり発展を続け、現在では強い武装力を持つ組織にまで成長した」とするコラム記事を掲載して、「的確に言えば、日本はもはや戦争の放棄という公約の束縛を受けておらず、一人前の国防システムと軍隊をつくり上げている」と指摘して、加えて現在日本は、米国の認可を経てF-35ステルス戦闘機を147機導入しようとしているとし、「いずも」型護衛艦の空母化を目指す中で同戦闘機の導入は「自衛隊にとってはトラに翼を付けた(鬼に金棒)ようなもの」であると説明。島国である日本は軍事的に優位に立つためには強い海・空連係システムを構築する必要があり、多機能な護衛艦により既に制海権争いで強みを持つ中、高性能なF-35戦闘機を導入することで制空権争いでも明らかに攻撃力が増強されると伝えて、記事は「日本の自衛隊は創設後の早い段階ですでに元の意義を打破し、正規軍に向けて体系的な発展を進めており、対外的に宣伝してきた『盾』はすでに『矛』へと姿を変え、その性質は根本部分から変化している」との見解を示していると、日本の防衛強化政策をけん制しています。
いる。

F-35の導入は、近年急増の中国の日本領域侵犯に対処する防衛システムで、F-35には弾道ミサイルを迎撃する能力を備えており、イージスシステムと組み合わさることで、当然に、日本の防空能力が一層高めることを目指すものです。

「いずも型」護衛艦2隻の改修。
四国沖の太平洋上で10月3日、在日米海兵隊に所属する2機のF-35B戦闘機が、第1段階の改修が終わり小型空母「いずも」の甲板にゆっくりと垂直に着艦する発着艦する試験が行われた。F-35Bの着艦の成功で、艦内では日米両隊員らから拍手がわき起こった。

空母とは、航空母艦の略称ですが、横須賀基地(神奈川県)を拠点とするニミッツ級米空母「ロナルド・レーガン」のような姿を思い浮かべる人も多いと思いますが、ニミッツ級は全長約は全長約333メートルで、戦闘機など60機を搭載し、カタパルト(射出装置)で勢いよく航空機を発艦させるこうした大型空母は「動く航空基地」とも称され、近代海軍の中核的な存在となっているものですが、一方、「いずも型」は全長248メートルで、空母としては小型の部類に入り、改修後の戦闘機の搭載機数は、10機程度になると見込まれています。

ただ、全長248メートルだと、通常のジェット戦闘機の発着艦は難しいために、ジェットエンジンの排気口を下向きに変えることで短距離で離陸し、垂直に着陸できる最新鋭のF-35Bを搭載する予定です。

尚、空母を護衛する、海自が保有する護衛艦は、艦艇のうちの主力となる種類の艦で、諸外国では駆逐艦と呼ばれるものに相当します。

改修の第1段階で、ジェットエンジンの高熱の排気が当たる甲板に耐熱塗装を施す。第2段階では、下からの乱気流の影響を抑えるため、艦首部分が細い飛行甲板を長方形に変える工事などを行う予定です。

近年の中国軍は空母2隻を保有し、艦隊を南西諸島付近から太平洋へと頻繁に展開して、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張し、武装した海警船による領海侵入を繰り返して圧力を強めています。

万が一、南西諸島などが攻撃を受けた場合、空母から飛び立つ中国軍機に対し、九州や那覇基地との往復が必要な自衛隊機は不利な状況に置かれる。「空母化」が完了すれば、戦闘機は、いずも型を拠点に離島防衛に当たることができますので、平時の太平洋上での警戒監視活動にも役立ちます。

政府は外交努力で中国などとの関係悪化を回避すると同時に、「いずも型」の「空母化」などを通じて自衛能力を高めることにより、他国に日本への攻撃を思いとどまらせる「抑止力」の強化を推進していますが、長期の防衛予算の停滞で、戦力世界ランク5位から7位まで低下した日本の自衛力を早急に回復し高めて欲しいものです。


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