SSブログ
動物保護団体 ブログトップ

ハクビシン都内に出没 [動物保護団体]

ハクビシンとは、生息地は東南アジアや中国が原産の猫の仲間で、ジャコウ科の野生動物で、
鼻筋から額にかけて白線があり、体長は細長い尾をもつ1mほどの、タヌキに似た動物です。

そのハクビシンが、ここ十数年前から除除に、都内の神社などに住みつき、民間の家屋にも現れて、
この被害が出始めています。

これは、江戸時代末期に毛皮商人につれてこられたハクビシンが逃れ、そのご飯食したものと見られています。

ハクビシンの特徴は、こぶし大の8cm四方の隙間であれば通ることが可能であり、驚く事に、0.8mmの針金を渡り、3mmの垂直の針金も登る事が出来る、高い生息能力を有することです。

好物は果実といわれますが雑食で、都心にはその食住の条件が揃っていますので、昨今の森林の伐採などで、都心に移住してきているようです。

都心では、新宿や銀座、築地などで目撃されており、11年度は全国で9238匹、昨年度は885件で、東京が最多の410件で、内都心の杉並区で95匹を捕獲しています。

厄介な事は、野生動物の保護で、その捕獲は、自治体に有害鳥獣捕獲の申請が必要な事です。

都内の空き家はおよそ82万個と言われていますし、天井裏などや、その他の空所、生ごみ、庭の果実など、至る所に食料と居住が整った住み心地の良い都心では、その駆除が難しく、発見したら即市役所などの駆除専門機関に届ける事が求められます。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

イラン議会 犬を飼えば鞭打ち74回の刑 [動物保護団体]

イスラム教は、犬や動物は不浄と見做していることから、イラン議会で多数を占める保守党が、
犬を自宅で飼ったり、公共の場での犬の散歩を禁ずる法案を議会に提出しました。


これの法案が可決されますと、その違反者には、鞭打ちの刑74回、又は、罰金4万3000円
~43万円が科せられます。

イスラム教では、犬やサルなどの動物を公共の場で散歩させることは、女性や子供やその他の
人の迷惑となるばかりではなく、衛生環境の悪化を招き、他者の平安を乱すなどで、イスラム
文化を損なうものであるとしています。


現状は、犬を飼う家庭は、富裕層が多く、公共の場での犬の散歩は、「道徳警察」が監視して、
飼い主に警告や没収をしています。


この法案が可決された後の犬の処理は、没収又は動物園や荒野、森林に放つと定めています。

日本の五代将軍、徳川綱吉の、お犬様騒動となった「生類憐みの令」とは、動物保護団体の
考えとは真反対の制度で、宗教的同根のキリスト教とイスラム教との教義の違いが際立った
ひとつと言えます。


また何故か「猫」は除外視されているのも理解できませんが。


更に、イランのタカ派は、世界各国からの通信上で流れる「ペット画像」を、欧米文化の国際的
非イスラムへのプロパガンダ「侵略広報行為」であるとして、非難しています。


ただ、今回の「犬を飼うと刑罰」とする提案は、3年前にも提出されていますが、その時には、
より重要な法案の審議があるとして、議会で否決されていますので、その行方にその関心が
寄せられています。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

富士山の迷い犬 [動物保護団体]

昨年、富士山に5ヶ月も放置されてやせ細った迷い犬、通称[富士男]が、7月29日に
東京都昭島市の動物保護団体[RJAV]動物シェルターに保護されました。


「富士男」の発端は、富士山に良く登られる方から、富士山に迷い犬がいて弱ってきていると、
[RJAV]に連絡があったことでした。


[RJAV]は、各関係者と連絡を取り、迷い犬を捕獲する協力を要請していましたが、
富士山を山梨、静岡の管理区をまたいでさ迷っている問題や、餌などを与えた怪我人の問題、
衛生上などのこともあり、捕獲に難儀していました。


[RJAV]は、7月の半ばに山頂に保護器を設け、「富士男」の捕獲を図っていましたが、
その努力が実り、29日午前3時に、「富士男」が捕獲器に入っていると連絡がありました。


連絡で5合目よりブルドーザーで山頂に向かい保護器ごと、[RJAV]の動物シェルターに
搬送されましたが、その時の体重は16kgでした。


その後「里親」を進めていましたが、東京都の台東区浅草に住む最近愛犬を亡くした
50代のご夫婦が、里親に名乗りを上げて、今月7日に無事に元気で引き渡された
と言う心温まるニュースです。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット
動物保護団体 ブログトップ