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FIVBバレーボール ネーションズリーグ2021 男子「日本vsブラジル」 [FIVBネーションズリーグ]

世界ランキング1位のブラジルとの対戦です。
日本は、前日のセルビア戦を1-3で落とし、ブラジルはフランスに0-3で初黒星を喫したチーム同士の対戦となりました。

スタメン。
石川祐希、高梨健太、山内晶大、李博、清水邦宏、藤井直伸、山本智大

第1セット
日本は序盤、石川がサーブで崩し、高梨健太選手がダイレクトを決めて両チーム初得点。
更に高梨が3枚ブロックを相手に打ち抜くなど、ブラジルを相手に互角の滑り出しで6-5とし、ラリーを清水が決めて、1回目のテクニカルタイムアウトを8-7で迎え幸先良いスタートでしたが、その後の、コンビネーションミスで連続失点し、10-11と逆転されから、ブラジルのエース、イオアンディ・レアル選手に連続サービスエースを決められて13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなり、その後もサーブで崩され17-20で終盤に突入します。
日本は清水選手のスパイクなどで応戦しますが、ブラジルの安定した守りと、強力なサーブ押され、20-25で第1セットを落とします。

第2セット
日本は、ブラジルのサーブに対応するため、リベロを山本から小川に替えてスタート。
立ち上がり高梨のスパイク、ラリーから清水のスパイクが決まるが、以後は、ブラジルの強力なサーブに崩され連続失点し、3-6で日本がタイムアウトを取る。
その後、李、石川の連続ブロック、清水選手のスパイクで5-6と追い上げたが、レアル選手のサービスエースなどで失点し1回目のテクニカルタイムアウトは、5-8で推移。以後も、ブラジルのサーブに苦戦し、また早いテンポの攻撃に対応しきれず11-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎え、テクニカルタイムアウト後も、サービスエースを取られ12-19とリードを広げられ、終盤もブラジルの隙のない攻守に終始圧倒されて16-25で第2セットも落としました。

第3セット
後のない日本は、藤井を大宅真樹に、石川を福澤選手に、清水を大塚に替え、気持ちを一新して臨みます。が、序盤に、福澤、高梨がスパイクを決めるが、ブラジルの勢いは止まらず、日本は3-6でタイムアウトを取って臨むが、1回目のテクニカルタイムアウトは4-8とリードをされる。
山内のサービスエースで6-8と追い上げるが、尚もブラジルに強力サーブとスパイクで揺さぶられ、点差を広げられ、2回目のテクニカルタイムアウトは、8-16となる。その後日本は、李のブロック、大塚のサービスエース、山内のブロックで連続得点し、12-17として、さらに山内のスパイク、ブロックで巻き返しを図り、更に、大塚がレフトからインナーにスパイクを決め17-21と追い上げ、福澤もスパイクを決めてリズムを取り戻し始めましたが、序盤からの点差は縮まらず、20-25で第3セットも落とし、ストレートの敗退となりました。(日本3勝2敗)


敗因は全体を通して、終始、王者ブラジルの安定した守備と強力なサーブでペースを握られ、日本のぺーすが最後まで取れなかったこと、それと、日本選手のサーブに可なりのミスが重なったことがあります。更に日本は、ブラジルの局面での勝負の駆け引きと、早いテクニックを見習い、次に繋げるべきです。


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FIVBバレーボールネーションズリーグ2021女子6戦.日本対ロシア戦 驚愕のストレート [FIVBネーションズリーグ]

FIVBバレーボールネーションズリーグ2021女子6戦.日本対ロシア戦 

スタメン
黒後 愛(1,OH).古賀 紗理那(2,OH).島村 春世(3,MB).荒木 絵里香(5,MB).石川 真佑(8,OH).
芥川 愛加(10,MB).鍋谷 友理枝(11,OH).奥村 麻依(13,MB).小幡 真子(14,L).井上 琴絵(15,L)
山田 二千華(19,MB).籾井 あき(24,S)

※ OH…アウトサイドヒッター.OP…オポジット.MB…ミドルブロッカー.S…セッター.L…リベロ。

日本の5戦に、地元イタリアをフルセットで辛勝し4勝1敗(勝点11)とし、対戦相手のロシア8位(勝点8)との対戦です。
ロシアは、今大会出場チームの中で平均身長が最も高く、その対策として中田久美監督は、2019年女子U20(ジュニア)世界選手権大会初優勝の主軸メンバーで今大会初出場のミドルブロッカー(19,MB)山田二千華選手、リベロ(15,L)井上をスターティングメンバーに起用しました。

第1セット
最初から互いに譲らぬ長いラリーが続いたが日本が粘り勝ち、セッター・籾井がライトの黒後愛選手にトスを集め得点を重ねて、序盤を6-2とリードし、中盤は、古賀と石川の両レフトがフェントやブロックアウトで、相手の高いブロックを巧みにかわしてコースを打ち分け、得点を重ねます。
終盤は石川にトスを集め、石川の強烈なクロス・スパイクで23-19とし、その後キャプテン荒木が、相手エースをブロックで止め、25点目は古賀の狙いをすましたスパイクがエンドラインに決まり1セット目を先取しました。

第2セットて
スタートからレフトの古賀、石川が共に好調であり、山田選手のブロックも決まり、8-7で1回目のT.T.O(テクニカルタイムアウト)を先行。しかし直後に、相手のサーブで攻められ8-9と逆転となり、その直後に荒木選手のクイック攻撃、サービスエースなどで12-10と再びリードを広げます。

中盤に日本のミスもあり14-15で日本はベンチはタイムアウトを取り、タイムアウト明けは、古賀がコート深くを狙ったクロス・スパイクを決め引き離しを図りますが、しぶとくレシーブで粘る中で、ロシアからのチャンスボールを山田がクイック攻撃でものにし、2回目のT.T.Oを、16-15とします。
その後、ロシアのサーブミスも加わり、21-19となり、荒木がネット上で、相手オポジットエースのナタリア・ゴンチャロワ(194cm)と、ボールの押し合いに競り勝ちブロックポイントとし、更に古賀が、長いラリーで、巧みなブロックアウトで24-21に、最後は相手のサーブミスで25-21となり、2セットを連取しました。

第3セット
3セットは、日本のサーブから、いきなり石川選手のサーブがさく裂し、加えて好調の古賀がサイドからのスパイクを決めて、1回目のT.T.Oを、8-5と離し、試合は日本のペースで進みます。

中盤は、黒後のライトからのスパイクや、要所での山田選手のクイック攻撃が決り、途中出場の林が、相手フェイントを拾い、これを田代がアンダーハンドでトスを繋ぎ、そのボールを石川が相手コートにスパイクし、15-13とします。直後、古賀選手のサービスエースで、2回目のT.T.Oを16-13とし、このまま後半へ突入します。
終盤に籾井が、石川選手にボールを集め攻撃しますが、ロシアの好守でラリーの応手となりますが、これを要所で、荒木、山田のクイック攻撃を織り交ぜ得点し、22-19とリードを保ちます。

その後、相手ミスでマッチポイトを迎え、最後は、今日の試合で20得点をマークの石川のスパイクが決まり、25-21で仕留め、競合のロシアを、セットカウント3-0のストレートで勝利しました。

荒木絵里香キャップテンの【コメント】
「4戦目のブラジル戦で悔しいストレートの負け方をしたが、チームとしてやることをもう一回整理してこの2戦を戦い抜けたことは、次に繋がるゲームになったと思う。今日はアウトサイドヒッター陣の決定力が素晴らしかった。ブロックフォローなどの細かい繋ぎも上手くできたと思う。今日大活躍の副キャップテン・古賀選手については、チームの軸として攻守で安定していて本当に素晴らしかったと思う。若い選手が勢いをもたらしてくれ、チームが活性化していると思うので、さらに良くしていきたい。(次の試合に向けて)最善の準備を尽くしていくことが大事だと思うので、休養も取りつつ、対策も含めて良い準備をしていきたい」と次ぎへの抱負を語りました。



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FIVBネーションズリーグ女子5戦 日本対イタリアは激戦に勝利 [FIVBネーションズリーグ]

FIVBネーションズリーグ女子5戦 日本対イタリアに辛勝
スタメン
黒後 愛(1,OH).古賀 紗理那(2,OH).島村 春世(3,MB).荒木 絵里香(5,MB).石川 真佑(8,OH).
芥川 愛加(10,MB).鍋谷 友理枝(11,OH).奥村 麻依(13,MB).小幡 真子(14,L).井上 琴絵(15,L)
.籾井 あき(24,S)
※ OH…アウトサイドヒッター.OP…オポジット.MB…ミドルブロッカー.S…セッター.L…リベロ。

第1セット
序盤、イタリアの高い打点から長いコースへと放たれる強打に苦しみ1回目T.Tで、4-8と離されましたが、
キャプテン・荒木のブロックや古賀のスパイクなどで徐々に点差を詰め、2回目のT.Tで、13-15とし、中盤以降、石川がブロック、スパイクで同点に追いつき、終盤には古賀の強打やサービスエースで24-22と逆転。しかしイタリアの反撃でデュースに持ち込まれます。
その後ラリーで粘り、最後は荒木がブロックを決めて27-25とセットを先取しました。

第2セット
序盤から、荒木選手のクイック攻撃、古賀選手のスパイクが決まって立ち上がりから1回目T.Tで、4-8とリードを奪う。が、イタリアも連続ブロックやサービスエースで連続得点を許し15-15と並ばれ、後、ネットインのサービスエースを決められて14-15と逆転を許されます。
中盤以降は、長いラリーを粘り、古賀のフェイントでものにし、すぐさま再逆転。その後は小幡や石川、荒木選手らの活躍で着実に得点を重ねて、このセットを25-19で連取します。

第3セット
第2セットで荒木と代わった奥村が残りイタリアの高い攻撃に備え、且つ、古賀選手が攻守に奮闘するが、相手サーブに攻め込まれて乱され、連続のミスで、序盤から、5-8、6-13と離されます。
田代や石井、林と投入して挽回を図りますが、イタリアの効果的な選手交代と強打とサーブの前に、16-25でこのセットを落とします。

第4セット
このため日本は、再度、第3セットのスターティングメンバーに戻して臨み、序盤を、荒木が連続サービスエースを決めて流れを掴みかけますが、第3セットのイタリアの勢いを止めることが出来ず、一進一退の後、18-18からは相手のアウトサイドヒッター、特にレフトからの強打を防ぎきれず得点を重ねられ、黒後や古賀の奮闘も止められ、21-25で敗れ、勝負はファイナルセットへ縺れます。

第5セット
最終セットは互にラリーの好プレー連続で一歩も譲らず、10-10まで均衡しますが、ここから古賀が強打を決めると、次のラリーでは相手オポジットを2枚ブロックで止めて、12-10と2点差をつけ、このリードを守った日本が、最後にイタリアのサーブミスで15-13でイタリアとの接戦に勝利し、4勝目を手にしました。



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FIVB「ネーションズリーグ」予選ラウンド女子4戦 日本はブラジルに完敗 [FIVBネーションズリーグ]

イタリアで行われているバレーボールの国際大会、FIVB「ネーションズリーグ」女子の予選ラウンドを、3戦全勝とし、好調と見えた日本代表が、ブラジルとの対戦4試合目で、真下のセットカウント0対3のストレートで敗れました。

日本は第1セットを石川のサービスで開始し、相手のレシーブからの崩れを期待しましたが、狙いすぎてコートを外し1点を先行されます。その後、ブラジルのサーブに押されながら、エースの黒後愛選手がアタックをしますが、ブラジルのブロックに立て続けに捕まるなど、相手の力強いサーブと攻撃に押されて反撃の流れを作れず、このセットを、15対25の大差で落とします。

第2セットも、ブラジルの流れで、セットポイントまであと2点と追い込まれた場面で、漸く日本のボールを繋ぐ粘りが出て、ミドルブロッカーの奥村麻依選手が相手のスパイクをブロックから、3連続得点を奪い食い下がりましたが、それまでで、ブラジルの勢いを止められず、このセットも大差の19対25で落としました。

後のない日本の、この第3セットで反撃し、逆転勝利を期待しましたが、この試合チーム最多得点をあげた古賀紗理那選手やエースの黒後選手が善戦し、試合らしくなりましたが、ブラジルのエース、ダンダラやカビの強打を止められず、21対25で奪われて力尽き、セットカウント0対3でストレートで敗れました。

日本の敗因は、ブラジルの高さ、早さ、ガードの良さ、精度、気力が共に日本を上回り、試合の流れが終始、日本が劣勢となったことです。

ここで、開幕4連勝の悲願は消えましたが、日本女子チームの弱点も明確になり、以後の奮起に期待したいと思います。

ファイナルラウンドは、男女ともに予選ラウンドが16チームの総当たりで行われた後、上位4チームがトーナメント形式で行われます。



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