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5歳女児虐待死の船戸結愛ちゃん5歳の遺書 [家庭]

私はこのニュースを見て、大きな衝撃を受けました。

6月7日(木) 11:59提供の時事通信で、虐待死をした5歳女児の結愛ちゃんの手記を、警視庁の発表として報道されましたが、結愛ちゃんが父親の暴行後に、東京都目黒区のアパートで死亡した事件です。

結愛ちゃんがノートに記していた文章は次の内容です。

 ママもうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんからきょうよりかもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします。

 ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったことこれまでまいにちやってきたことをなおす これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいやくそくします。 

でした。

自分のかけがえのない愛児をここまで追い詰め、そして死に至る虐待行為を繰り返していた両親の人格の未成熟さと身勝手さが、現代社会の人間像を反映しているようで、なんとも心痛む事件です。

結愛ちゃんのご冥福をお祈りします。



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「兼業主夫」と家庭の幸せ [家庭]

家庭生活の在り方が急速に変化しているのではないか。

戦後の団塊の世代以降の子供の世代層の家庭に、主婦と主夫の役割の変化が生じて、
現在それが加速していると見られるのです。

この背景には、戦後の高度成長からバブルまでを経験し、その多くが持ち家や自家用車など、
経済的に恵まれた団塊の世帯層と、その後の経済停滞、減退の低成長で、産業構造も雇用
形態も変化し、経済的に厳しい負荷環境下で生計を強いられた世代での結婚し家庭を持つ
現在の若者層は、自ずと家庭生活は共稼ぎも増え、従前の様な、家長が稼ぎ、妻は家庭を
守る専業主婦型の生活は、遠のいてきたと思われます。

最近のニュースに、「兼業主夫」の記事が載るようになっていますが、一つの例では、夫と
子供が前夜に作った朝食を温めて食し、出勤外出した後に妻が起きて職場に向かう家庭で、
子育ては互いの時間の合間を使い、週末などの休暇を家族全体で楽しむと言うライフ・スタ
イルで、それなりに楽しみがあり幸せと言います。

核家族が進んだ社会で、今の女性は家に縛られずに、女性の社会進出が普通として認知され、
共に個人の経済的自立や生きがいを認め合う、共稼ぎ自立社会の、土壌が育っています。

これに類する家庭スタイルは、可也多いと考えられます。

戦前の親と同居の長老家族制度の生活から、核家庭生活へ、そして今や、個人核の家庭
生活へと変化していますが、家庭夫々の幸せのスタイルを持つ、同居個別生活とも言うべき、
家族内個別の幸せづくりが進んでいると言えます。

家庭から家族への生活変遷に、その幸せの行きつく先が考えさせられます。



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夫婦の同姓と別姓の論議に最高裁の判断は・・ [家庭]

日本の氏名は、氏は家計や家族名を定め、名は、親がその子に任意の名となるが、
今回は、夫婦同姓は憲法違反とする訴えを起こした事で、司法による判決がなされました。

最高裁は、別姓の問題は違法ではなく、その先の課題は、国会で広く議論をすべきである
としました。

日本の現民法では、その750条で、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は
妻の氏を称する」と定められており、夫婦が異なる氏を持つことができず、昨今女性が
家庭外で仕事をする率が増えるにつれ、結婚前の姓(旧姓)を通称として利用する人が
増えてきた事で、女性の夫婦別姓制度の選択導入が求められたものですが、従来も
国会で議論されましたが、その様な制度を導入した場合の、家庭内疎外感や、子供の
感じる心理的な負担、相続や諸福祉制度、その他、諸公共事務取扱の混乱などが考え
られ、国会ではこの論議は殆んど進まなくなり、中断していました。

この問題訴訟の陰には、女性側の人権や地位に対する劣等感や被蔑視的感情が見え
ますが、夫婦の姓の選択は、双方の家系名を取る事が出来ますし、そもそも「結婚は
何故するのか」「子供は何故作るのか」「子供をどう育てるのか」など、個人を離れた、
夫婦一体の家庭人としての見識が必要で、結婚に対する 根本の課題が存在しています。

人間社会の基盤の基本は、「家庭」であり、それは「結婚」で成り立つもので、そこに
「家庭の幸せと家族の幸せ」がはぐくまれるものです。

昨今では、個人主義利己的社会に変貌しましたが、「家庭」は、「家」が単位です。
しかし調査によりますと、現国民の半数以上が同姓反対との意見のようで、この様な
事を言いますと、古臭い考え方と見られがちですが、果たして先進的な考えと言う人々の、
「人の幸せ、家庭の幸せ、社会の幸せ」、とは何でしょうか。

考えて見て下さい、別姓を唱える人も「親の姓」を「自分の姓」として、継承しているのです。

「個人尊重」を唱える人は個人の人権名でありますので、自分の名はお自分で決められる
制度を訴えるべきではないでしょうか。


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「妻は家庭」の内閣府調査の反対49%と小学生の暴力 [家庭]

「夫は外で働き、妻は家庭を守る」について、内閣府は1日この調査結果を発表。 この「女性の活躍推進に関する世論調査」は、厚生省労働省所管国立社会保障・人口問題 研究所の調査で行っているものですが、その結果は、賛成41%:反対49%となり、2012年の 同調査に比して、賛成は7%も減少しています。 この傾向は、1992年の調査の依頼一部の都市を除き、反対派が優勢が続いています。 この調査は、平成5年このから5,年間隔で行われているもので、その対象は、全国から無作為で 抽出した妻帯世帯の妻に対して行われ、60歳未満の約4000人の回答によるものです。 この調査の内から同研究所は、妻が常勤の仕事を持つ世帯の7人に1人は、全く家事を していなく、夫が家事をしている家庭ほど、妻の子供を持つ意識が高い傾向が出ていると 分析しています。この傾向から、少子化対策には、夫の家事分担は必須であると結論ずけ ています。 ちなみに、妻の平均家事時間は、平日で4時間40分、休日で5時間となっています。 さて、この調査の結果が、「夫の家事がある家庭」が、「少子化対策」に成るとしたことや、 それらの傾向を、「女性の社会での積極活用」政策に適合としていますが、これは極めて 浅く短絡的な見方であると考えます。 何故ならば、日本の延々と積み上げられた歴史的庶民の家庭での男女の姿や、子供の数、 養育を見るとき、これらの見方に、大きな疑問や矛盾があるからです。 政治は、人間社会の基本である私的家庭生活の在り方を、このような軽い結論で国は国民の 幸せを、誘導するのでしょうか。 この深堀は止めますが、今過程で考えなくてはならないのは、この10年で、中学生の暴力から 低学年の小学生に移行した暴力が急増していることです。 子供から見た家庭の親のあり方は、親としても夫婦としても、共に心のゆとりの中で見守りながら、 その成長に愛情を注ぎ、子供の個性の歪みを取り除き能力を伸ばし、人の痛みを知る人間に育て る責任があります。 この社会背景で、女性の活用方策に、女性とは次元の異なる、母親としての在り方の重要性が 問われているのです。
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