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就活日程のミスマッチ [就活]

就活の企業説明会が、政権の要請で、大学3年の12月から翌年3月まで、選考が
大学の4年の4月から8月までとなったことにより、その双方に深刻な問題がある
ようです。

その背景は、従来の青田刈りとも言われた就活の日程を、大学側が、学生が落ち
着いて学業に専念できるようにと、及び、就活における、大企業の優位性に、
中小企業の先行採用を配慮したこと、でその日程を繰り下げたことものですが、
一部企業側のフライングがあり、学生側には、結果として、説明会から先行決定
までの終活となり、選考も期間的に遅れるので、一部学生側は、今回の終活日程は、
従来より就活が早期化していて、「従来の日程の方が、落ち着いて学業ができる」
と不評です。

企業側の足並みの乱れは、インターネット関連企業の経済団体「新経済連盟」が、
この規制に従わなかったことにより、その双方に、「正直者は馬鹿を見る」的な
空気が生じたものです。

経済同友会や日本商工会議所などは、「社会的責任を標榜する大企業の抜け駆け
(フライング)を許してはいけない」と厳しく批判しており、又、日程変更を要請し
た文部科学省も、この就活の長期化の指摘を受け、共に、その改善策を早急に
検討するとしています。



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正直者は報われるか!就活の闇 [就活]

大学生の就活で、学校側は今年から、4ヶ月後ろ倒しで大企業の「入試選考」は、
8月に解禁となるとしていますが、リクルート・キャリアの調査では、7月1日
時点で、既に49.6%の内定通知を出したと言います。

この情報に、大学側も企業側もそして学生側も、その真偽に疑心暗鬼です。

民間団体の、ライフリンクが、2年前の就活中の学生に、「日本は正直者が報わ
れるか」の調査をしたところ、回答は31%で、「正直者は馬鹿を見る社会」との
回答の生徒が69%で、社会に対して、マイナスイメージが強い回答となりました。
「調査内容」

この同じ設問を社会人に問うた結果は、その45%が「ノー」と答えて、シニア世界の
実体験を通して、報われない社会を憂いています。

この「報われない派」の言は、「残念だが現実」と語り、「報われた派」で最も
目立つたものは、卑劣な真似をして得をしても、精神的に後ろめたい。と、その
損得を優先したことを悔やむ「心」の影響を語っています。

先の、就活について、就活支援サイト「あさがくナビ」編集長は、昨秋から
「選考開始を8月とすると、痛い思いに遭いますよ」と警告してきたと言います。

経団連の企業選考開始の指針に、企業側がそのルールを破り、学生側の、誠実で
ありたいとするミスマッチは、競争社会に於ける企業自らが、企業間不信を増幅
して、更にこの闇を暗くする行為である自制力のない社会を表しています。



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大卒内定率4年連続上昇の昨年80.3%に回復 [就活]

労働不足が深刻と言われ、外国労働者の輸入を考える労働市場で、今年の大卒就職内定
予定者数が、昨年12月同期比より、3.7ポイント増加し80.3%に回復したとするニュースが
20日、厚生労働省より公表されました。この傾向は、4年連続となり、うち大卒の女子生が
前年比4.7ポイント、内定80.3%の最高増となり、他方男子生は、同期比2.7ポイント78.9%
となっています。

また、高校生の就職内定率も、リーマンショック後の5年連続の増加で、84.1%、前年11月
同期比を4.9%の増で、これらの内定率は、2008年のリーマンショック前年と同一水準に回
復しています。

また、学校種別では、国公立の84.5%、私立の78.9%、短大の60.9%となっています。

政府は、これらの調査結果から、政府が進める「女性の職場活用」で、その環境が整えつ
つあるとの見方をしていますが、この3年の現状は、企業の利益拡大による労働者不足の
補充を女性に考慮し、男性より女性の内定率が向上したもので、女性の職場環境は未だ
進展していないと言えます。

この背景は、アベノミクスの「経済の矢」で、株高による企業における利益拡大の恩恵が
ありますが、これがようやく採用という形に推移してきたところであり、高校や大学女性の
採用は、いまだ給与の低い労働力の採用で、今まで長年低下傾向を続ける賃金の回復が、
今年度の賃上げを見なくては、本当の意味の日本の企業経済に対する本気度を見ること
ができません。

今回の自民阿部内閣の1党支配政治は、第一に社会的少子構造を変える政策が急務で
あり、企業経営と私生活のバランス経済成長を重視して、日本の中堅層を厚くし、その活力
の増加で初めてアベノミクス成果の成功となり、これが将来の日本国民の幸せと国の安定
と平和の創造に繋がるものとなるのです。



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