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大坂なおみシティーオープン2回戦で敗退 [ATP500]

大坂なおみ世界ランク17位、第3シードは、4日の第2回戦で、マグダ・リネッテ(ポーランド)世界ランク62位と対戦し、大坂は2-6、6-3、3-6で格下のリネッテに敗れ、残念にも2回戦敗退となりました。

マグダ・リネッテは、前週の「江西オープン」で、第3シードでベスト4に進出するなど、実力のある選手です。

第1セットは大坂のサービスゲームで開始されましたが、第1ゲームでいきなりリネッテに15-40と2本のブレークポイントを握られ、てしまいます。

一旦はこれを凌いでデュースに持ち込みましたが、又も、リネッテにアドバンテージを奪われる展開で、合計5本目のブレークポイントでブレークを喫してしまいました。

その後、第2ゲームでブレークバックに成功したが、第3ゲームで再びブレークを喫し、更に、第4ゲームはラブゲームでキープされ、第5ゲームでもブレークされ、第6ゲームもラブゲームのながれで、第1セットを2-6で落としました。

第2セットを1ブレークアップで凌いで、6-3とし、第3セットに賭ける。

第3セットはリネッテのサービスで開始し、序盤はお互いにキープとなったが、なおみの第4ゲームでリネッテにデュースからブレークポイントとなりますが、これを凌ぎ、大坂は、続く第5ゲームでブレークポイントを握り、粘るリネッテを制してブレークに成功します。

しかし直後の第6ゲームで又もブレークバックを喫し、ゲームカウントは、3-3のイーブンとなりました。

続く第7ゲームで大坂はブレークポイントを握るも逃し、続く第8ゲームで逆に0-40と3本のブレークポイントを握られ、大坂のショットがサイドアウトでブレークを許してしまいます。

ここでリネッテのサービング・フォー・ザ・マッチとなる第9ゲームで、大坂はラブゲームで、第3セットを3-6で落として2回戦敗退となりました。試合時間は2時間5分。

大阪の敗因は、マグダ・リネッテの勢いに乗る好調さにありますが、大坂の武器のサーブが不調であったこと、そして大阪の弱点の、好調な相手に対応する試合戦略が立てられないことにあります。



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錦織圭 VS アレキサンダー ズベレフ シティーオープン準々決勝 [ATP500]

錦織(世界ランキング20位)は、今年2月アカプリコで、アレキサンダー ・ズベレフ(世界ランク3位)との初対戦で、1-2で逆転負けしており、この雪辱が果たせるか、また、このシティーオープンは、全米オープンの前哨戦で、参加の強豪との錦織の活躍が見ものです。

第1set錦織のサーブで開始され、前半互角で推移しましたが、第6Gでズベレフのオープンスペースのミスで錦織がブレークします。
が、錦織の第9Gで、ズベレフに0-40で最大のブレークバック危機を迎えますが、錦織はよくこれに堪えてこの第1setを6-3で先行しました。

第2setは、シャポロフのサーブで、強烈なサーブでサービスエースを連発し錦織は守勢を余儀なくされ、更に、錦織の1stの入りが悪く遂に第4Gでブレークを許し、その流れでこのsetを1-6で落とします。

第3setは、錦織のサーブからですが、依然として錦織の1stの入りが悪くペースを握れないまま、第5Gで、ラリーのミスもありフレークされます。

ここで、急雨のため試合は中断されます。

試合は再開されましたが、これまでの流れは変わらず、錦織は、4-6で準々決勝のSCを1-2で敗退しました。

この日のシャポバロフの1stサーブの確率は80%台、対して、錦織のそれは、60%台で、この差が試合を分けたと言えます。



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錦織圭シティーオープン初戦ヤングと対戦 [ATP500]

錦織圭の初戦(第2回戦)は、予選から本戦入りし、初戦で元世界ランク3位の強豪スタンワウリンカを下した、アメリカ、ドナルド・ヤングと対戦します。

ドナルド・ヤングは、2005年の全豪オープン・ジュニアで最年少で優勝し、サーブとフォアハンドが強力で将来を嘱望されている選手です。

錦織圭との昨年のシティー・オープンの対戦では、錦織圭が6-3.4-6.7-6.で勝利しています。

第1セットは、錦織のサーブから開始され、互いのキープが中盤まで続きますが、第6ゲームで錦織がネットとドロップショットを仕掛けてブレークし、第9ゲームでヤングの錦織の2ndサーブを突かれて、ブレークポイントを与え、危ない2度のディースを守って、6-3で勝利しました。

第2セットも錦織のサーブスで開始され、ヤングの反撃に錦織のミスショットが続きジュースとなりますが、錦織の1stサーブでこのゲームをキープします。

第2ゲームで、両者の左右の激しいラリーの応酬がありますが、ヤングのダブルフォルトで、錦織がこのゲームをブレークします。

第3ゲームの途中で、ヤングがメディカルタイムアウトをとり、右腰部の治療を受けます。
ヤングはその後回復し、第5ゲームで2度のデュースでブレークされます。
しかし錦織は、第8ゲームで激しい左右のラリーを制して、プレーバックに成功し、その10ゲームのゲームポイントで、ヤングはダブルフォルトで自滅、錦織は、11ゲームをキーブして6-4で勝利し、ストレート勝ちを収めました。

この試合は、ビックサーブのヤングの1stの入りが悪かったこと、逆に錦織の1stの入りが高かったことと、錦織がヤングの強烈なフォアを封じたことが勝敗を分けました。

※杉田祐一(ランキング40位)の1回戦は、V・ミロ(同291位)フランスに、3-6.2-6で敗れました。
綿貫陽介は、D・メドヴェデフ(ランキング63位)ロシアから、マッチポイントを握るも、逆転を許して惜敗した。



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錦織圭、大坂なおみ、ATP500 ワシントンD.C.に参戦 [ATP500]

錦織圭、大坂なおみ、など日本勢が、7月30~8月5日開催の ワシントンD.C.ハードコートで行われる、シングルスに出場しますが、今回錦織圭のドロー表は、1回戦免除で、2回戦から第7シードでの対戦となりました。昨年の錦織は、この大会は準決勝で敗退でしたが、今年はどうなるか楽しみです。

他方の、大坂なおみ(第3シード)は、2日目の第1回戦を、世界ランク95位のベルナルダ・ペラ(アメリカ)と対戦し、第1セットを先行して、第2セットに掛かり、大坂の第5ゲームでブレークされ、第8ゲームでブレークバックし、タイブレークで7-6(4)で振り切り、6-2、7-6(4)のストレートで勝利して2回戦進出を決めました。試合時間は1時間19分。

その他の日本勢は、予選決勝で、綿貫陽介20才世界ランク286位が、ジェイソン・クブラー(オーストラリア)世界ランキング108位と対戦し、綿貫は、第1セット6-4、第2セットは相手に1度もブレークのチャンスを与えず6-4のストレートで勝利で、ここにきて漸く成長した結果を出して来ていて、これからが期待されます。

錦織圭の第2回戦の初戦は、元世界ランク第3位のワウリンカと対戦の可能性があります。

大坂なおみの2回戦は、マグダ・リネッテ(ポーランド)とオリビア・ロゴウスカ(オーストラリア)の勝者との対戦になります。



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杉田祐一がゲリー・ウェバー・オープンで8強入り [ATP500]

杉田祐一(三菱電機)世界ランキング52位の29歳は、ATP500ゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ)で、ベスト8の金星です。

この大会は、錦織圭(日清食品)が2回戦で、カレン・ハチャノフ(ロシア)に2-6、2-6とストレート負けで、敗退した後の快挙となりました。

杉田は1回戦ではマクシミリアン・マルテラー(ドイツ)に、6-4、5-7、6-3と競り勝ち、2回戦で、若手急成長の強者、第3シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を、サーブを軸に、第1セットは開始から連続4ゲームを奪って優位に立ち6-2とし、第2セットも互角の展開から、7-5のストレートで破る快挙をあげベスト8に進出しました。

がしかし、準々決勝では、予選勝ち上がりの世界109位のデニス・クドラ(米国)に2-6、5-7で敗れて、準決勝進出はできませんでした。

ただ、錦織圭が2敗の第3シードのティエムを、ストレートで破ったことは、間違いなく力をつけている証拠と言え、これからの活躍が期待できます。



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錦織圭ゲリー・ウェバーオープン2回戦を乱調で終わる [ATP500]

錦織圭(27位)は、この大会は第7シードで、2回戦は、強烈なサーブと、強力なフォワーが武器のカレン・ハチャノフ(36位、ロシア)と対戦です。

カレン・ハチャノフとは、昨年も2回戦で初対決でしたが、けがの棄権で敗れています。

前第1回戦で、フットフォールトを連発して自分の流れを作れなかった試合でストレート勝ちを収めた錦織が、この2回戦で、どの様な復調を見せてくれるか注目です。

このゲリー・ウェバーオープンは、ウィンブルドン前哨戦と言われる大事な大会です。

第1Sは、錦織のサービスけーむで開始されました。
が、前回のフットフォールトの不安からか、全く入らず、2ndサーブをハチャノフに狙われる運びで、第1Gを40-15からデュースとなり、デュース4回の末ブレークされます。

更に第7Gも、ブレークされて、第1Sを2-6で取られます。

第2Sに入っても同じく第1Gと第7Gをブレークされ、この第2Sも、2-6で失い、1時間18分のストレート負けの完敗でした。

この様に今日の錦織は、最初から全てのプレーが不調で、今までの試合ではなられない乱調ぶりでした。

本人は、戦意喪失を何とか持ちこたえた戦いと見え、原因は、前試合の特に1stサーブ、フットフォールトの不安に、ハチャノフの好調が大きいと見ましたが、全てのプレーのここまでの乱調での完敗は、その他に、体の不調があるのではないかと思われます。



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錦織圭ゲリーウェバー・オープン2018(ATP500)1回戦 [ATP500]

錦織圭のウィンブルゾンに向けた戦いがここドイツハレのゲリーウェバー・オープンで始まりました。

錦織圭(27位)にとって、これが今年初のグラスコートとなり、その対戦相手は、地元ドイツのマティス・バッキンガー(158位)31才との対戦です。

対戦相手のマティス・バッキンガーは、フラットの強打とサービスの強みを持つオールランダーで、どちらかと言えば錦織の苦手の選手です。

錦織圭が昨年の右手首負傷からの復帰で、ここまで今一つ自分の流れに乗れない試合が続いていますが、以前の調子を徐々に戻している錦織が、ウィンブルゾンに向けた大事な試合です。

第1Sは、錦織のサービスすら開始され、今回の錦織は、最初からギアーを上げた攻めを見せ、第4Gをブレークして、そのまま一気にこのSを、6-3で先行します。

第2Sも、この勢いに乗り攻勢の展開で、第2Gをブレークし、このまま問題なく勝利するかに見えましたが、第3Gでフットフォールト(FF)を取られてから俄然1stサーブの入らず、調子を崩し、第3Gでブレークバックされ、その後も5と7Gで、3回のサービスゲームでFFを取られ、錦織の攻撃の流れが急激に変わり、試合の展開がファイナルに縺れました。

ファイルでは、バッキンガーの鋭い対角のショットを良く凌ぎ、錦織もオーブでポイントを取るなど、ここを7-3と踏ん張り7-6とし、SC 2-0のストレートで、勝ちを収めました。

今までの数ある試合で錦織がFFを取られることは一度も見たことがなく、プロとしての今回の3度のFFは、本人に可成りの衝撃があったわけですが、流石、錦織はこの壁を乗り越えてのストレート勝ちでした。



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